全日本第5戦オートポリスST600クラスの予選は岡本裕生(51ガレージ チームイワキ)が制した。
昨日の予選は悪天候のため2周で赤旗中断。そのまま終了となり、決勝日朝に改めてグリッドが争われた。小雨が降り続く中で25分間のタイムアタック開始。岡本、國峰啄磨(T.Pro Innovation)、星野知也(TEAM PLUSONE)、山元聖(51ガレージ チームイワキ)、奥田教介(teamMF & KAWASAKI)、アハマド・ユディスティラ(Manual-Tech Kawasaki)、杉山優輝(MOTO BUM HONDA)らがくるくると順位を入れ替え、まるで決勝レースのような激しいグリッド争いが展開される。
セッション終盤。雨が上がり、水しぶきの量が減ると全車ペースアップ。名越哲平(Mistresa RT HARC-PRO.)がいきなりポールポジション争いに加わる。
チェッカーが振られる直前、最後のタイムアタックが行なわれようとしているところで1台の転倒車がコース上に残り、赤旗が提示される。そしてそのまま予選終了。岡本が全日本初ポールポジションを獲得。以下、國峰、名越がフロントロウ獲得となった。