MotoGP第5戦フランスGP Moto3決勝
2017/05/22
MotoGP第5戦フランスGP、Moto3クラスは、フランスのル・マン、ブガッティサーキットで決勝レースを行ない、ホアン・ミル(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温18度、路面温度28度のドライコンディションにスタート。スタート直後のシケイン(3、4コーナー)で鈴木 竜生(ホンダ)が混戦の中で転倒、アウト側にいたアダム・ノロディン(ホンダ)、ロレンツォ・ダラ・ポルタ(マヒンドラ)、ヤコブ・コンフェイル(プジョー)が巻き込まれて転倒してしまう。
好スタートを切ったロマーノ・フェナティ(ホンダ)、ホルヘ・マルティン(ホンダ)の順で1周目を終えるが、2周目の6コーナーに差し掛かったところで、フェナティ、マルティンが相次いで転倒。さらに後続車も次々に転倒し、赤旗中断となる。1周目のシケインのクラッシュで再スタートを切ったマシンからオイルがもれていた模様。
これにより、レースは約35分間中断。オイル処理を経て、16周で再スタートが切られることになった。
再スタートレースもフェナティがリード、マルティンが続く。しかし、4周目の6コーナー立ち上がりでマルティンが転倒、リタイアに終わる。フェナティが単独トップでレースをリードするが、フェナティが中盤の8周目の7コーナーで転倒、リタイアに終わる。
これで2番手につけていたミルが単独トップに浮上。2番手争いとなった集団は激しいポジション争いを繰り広げたことから、ミルがリードを広げていき、そのまま今シーズン3勝目をマーク。ランキング2位のフェナティ、3位のマルティンがノーポイントに終わったため、チャンピオンシップ争いのリードをフェナティと34ポイント差に広げた。
2番手争いはダリン・ビンダー(KTM)、マルコス・ラミレス(KTM)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)がポジションを入れ替える接戦を見せていたが、残り2周となった16周目に2番手につけていたビンダーが7コーナーで転倒。アロン・カネト(ホンダ)が一気に2番手争いの先頭に立ち、そのまま2位でゴール、ランキング3位に浮上した。。3位にジャンアントニオが入賞、今シーズン2度目の表彰台を獲得した。
4位にマルコス・ラミレス(KTM)、5位にフアンフラン・ゲバラ(KTM)、6位にエネア・バスティアニーニ(ホンダ)、7位にジュール・ダニーロ(ホンダ)、8位にアンドレア・ミーニョ(KTM)、9位にボ・ベンスナイダー(KTM)、10位にダニー・ケント(KTM)が入賞。
佐々木 歩夢(ホンダ)は19位で完走。鳥羽 海渡(ホンダ)と鈴木 竜生(ホンダ)は入賞圏内を走行、14番手争いを展開していたが、10コーナーで両者転倒、残り2周でリタイアに終わった。
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