MotoGP第5戦フランスGP Moto2 2日目予選
2017/05/21
MotoGP第5戦フランスGP、Moto2クラスは、フランスのル・マン、ブガッティサーキットで2日目の予選を行ない、トーマス・ルティ(カレックス)が1分36秒548でポールポジションを獲得した。
Moto2クラスの予選は気温16度、路面温度22度のドライコンディションで行なわれたが、セッション序盤にルティ、アレックス・マルケス(カレックス)らが転倒を喫した。
ルティは開始10分すぎにファステストラップを記録してトップに浮上した次の周回の13コーナー進入でスリップダウン。幸い大きなダメージはなかった。この直後にフランコ・モルビデリ(カレックス)がトップに浮上。モルビデリは中盤までトップの座をキープしたが、残り10分を切ったところでフランチェスコ・バニャーヤ(カレックス)がトップに浮上し、2周連続でトップタイムを記録する。
ルティは転倒の修復のため中盤の16分間ほどをピット待機を余儀なくされたが、再びコースインすると、残り12分でトップに浮上。さらにファステストを更新し、残り2分を切ったところで1分36秒548を記録し、今シーズン初となるポールポジションを獲得した。フランスGPでのポール獲得は2年連続となる。
2番手に1分36秒574でバニャーヤが続いた。バニャーニャは午前中に行なわれたフリー走行3回目でトップタイムを記録。前戦スペインGPでMoto2クラス初表彰台を獲得している。3番手に1分36秒649でポイントリーダーのモルビデリが続く。モルビデリは前戦を転倒ノーポイントに終わったが、各フリー走行で着実に上位につけ、開幕から5戦連続となるフロントロウを獲得。
4番手に1分36秒794でルカ・マリーニ(カレックス)、5番手に1分36秒863でドミニク・エガター(スーター)が続き、マルケスは転倒後、再スタート、1分36秒884で6番手を獲得。7番手に1分36秒966でマッティア・パシーニ(カレックス)、8番手に1分37秒154でロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)、9番手に1分37秒173でマーセル・シュローター(スーター)、10番手に1分37秒185でサンドロ・コルテセ(スーター)の順で続いた。
中上 貴晶(カレックス)はマシンのセットアップが決まっていない様子で、午前中のフリー走行3回目で16番手。予選では最後のアタックで自己ベストとなる1分37秒448を記録したが、18番手に止まった。長島 哲太(カレックス)は予選のセッション中盤に13コーナーで転倒を喫したが、ピットに戻ってマシンを修復後に走行を再開。1分38秒572で27番手から決勝に臨む。
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