カワサキモータースジャパンから、チームグリーンの2017シーズン全日本ロードレースJSB1000クラス参戦体制が発表された。
ライダーは渡辺一馬と松崎克哉とラインナップが一新。柳川明はコーチ兼ライダーとして第2戦鈴鹿2&4と第5戦オートポリスにスポット参戦を予定する。
渡辺はホンダ系チームからの電撃移籍。2016年シーズンは世界耐久選手権に参戦して経験を積んだ。渡辺は自身のホームページで「2017年には心機一転、KawasakiのトップチームであるTeam GREENへと移籍し、全日本チャンピオンを目指し、大きな責任を背負って戦います」とコメントした。
また、松崎は2016年に全日本デビューを飾ったばかりの弱冠20歳。2016年はRS-ITOHからST600クラスに参戦。ルーキーイヤーでランキング6位に入る健闘を見せた。
さらに、2017年シーズンは『カワサキチームグリーン』と名称を変更し、〝カワサキ〟を全面に出して戦うという。
カワサキZX-10Rは2017年シーズンに向けてさらにパワーアップしてレース専用モデルZX-10RRも登場させた。オートポリスにおけるテストライダーのラップタイムは、スタンダードモデル比で1、2秒短縮しているという。
2017年は新たな戦いが始まりそうだ。
(写真は抜擢された松崎克哉)