モリワキレーシングが2017年度の参戦体制を発表した。
2016年は高橋裕紀を起用して8年ぶりにJSB1000クラスに復帰して話題となったモリワキ。2017年シーズンはさらに驚きの発表となった。
まずは起用ライダーとして、高橋裕紀が継続参戦することに加え、全日本参戦15年ぶりとなる清成龍一が加入。2台体制となった。
さらにモリワキとしては9年ぶりに鈴鹿8耐への参戦も発表した。
また、タイヤはピレリを採用する。
清成はモリワキを通じて「ホンダ、そして全日本への復帰が決まり、今からワクワクしています。モリワキレーシングで参戦するのは初めてですが、自分がレースを始めたころから、懇意にさせて頂いており、森脇社長をはじめ、皆さんには家族のようにお付き合いをして頂き、大変お世話になっております。そのモリワキで参戦できることになり、本当にうれしく思っています。チームの今後の計画が自分にとってとても魅力的なものであったので、決めました。ホンダに戻れることも、決めた理由の一つです。鈴鹿8耐では高橋裕紀選手とペアを組むことになると思いますが、とても楽しみです。モリワキ、そしてホンダのために、来年は優勝そしてタイトルをねらいたいと思います。そして、一年を通して日本のファンの皆さんに自分の走りを見せられることに喜んでいます。応援よろしくお願いします!!」とコメントを発表。
高橋は「来季もチームと共に多くのチャレンジを続けますが、鈴鹿8時間耐久ロードレースにモリワキが9年ぶりに復帰する年でもあります。清成龍一選手がチームメイトとして決定しているので気が引き締まる思いでいっぱいです。車両も新型になりますので様々な開発を進める必要があり、多くのことを短時間でこなさなければなりません。タイヤもピレリにスイッチし、いろいろなことを試さないといけないと思います。最大のライバルはチームメイト。全力で挑み、勝利を目指して頑張ります」とコメント。
来季の全日本はかなり盛り上がりそうだ。
(写真はモリワキ提供)