MotoGP第18戦(最終戦)バレンシアGP、Moto2クラスは、スペインのバレンシア、リカルド・トルモサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、フランコ・モルビデリ(カレックス)が1分35秒443で初日総合トップに立った。
Moto2クラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行なわれた。1回目6番手だったモルビデリは、2回目のセッションでは序盤から次々にファステストラップを更新してリーダーボードのトップをキープ。最後のアタックで1分35秒443を記録し、総合トップで初日を終えた。
総合2番手に1分35秒513でトーマス・ルティ(カレックス)が続いたが、1回目トップのルティは2回目に自己ベストを上回ることができず、セッション11番手、1回目のタイムで総合2番手となった。
総合3番手に1分35秒568で中上 貴晶(カレックス)。中上は1回目のセッション序盤に最終コーナーで転倒、この転倒はマシンからもれたオイルに乗ってしまったことが原因だったようで、1回目のセッションはこれにより赤旗中断となる。中上はマシンの修復のためピットで待機を強いられ1回目は11番手となったが、2回目は自己ベストを更新してセッション2番手につけ、初日総合でも3番手となった。
総合4番手に1分35秒636でシモーネ・コルシ(スピードアップ)、総合5番手に1分35秒674でジョナス・フォルガー(カレックス)が続いたが、コルシ、フォルガー共に1回目のタイムでの記録。ヨハン・ザルコ(カレックス)は2回目に1分35秒754をマークしてセッション3番手、総合では6番手に。フリアン・シモン(スピードアップ)も2回目に記録した1分35秒810で総合7番手に。総合8番手に1分35秒823でサム・ロウズ(カレックス)、総合9番手に1分35秒877でダニー・ケント(カレックス)、総合10番手に1分35秒961でハビエル・シメオン(スピードアップ)の順で続いた。