MotoGP第18戦(最終戦)バレンシアGP、Moto3クラスは、スペインのバレンシア、リカルド・トルモサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、エネア・バスティアニーニ(ホンダ)が1分39秒556で初日総合トップに立った。
Moto3クラスのフリー走行1日目は午前中のフリー走行1回目、午後のフリー走行2回目共にドライコンディションで行なわれたが、気温、路面温度共にやや低いコンディションの中での走行となった。2回目は気温も上がり、全ライダー、1回目の自己ベストを更新。初日の総合順位は2回目のタイム順となった。
フリー走行1回目で転倒を喫し、15番手に終わっていたバスティアニーニは、2回目のセッションではセッション終盤のアタックでファステストを記録してトップで終え、初日総合でもトップとなった。
総合2番手に1分39秒655でフアンフラン・ゲバラ(KTM)、総合3番手に1分39秒734でホアン・ミル(KTM)が続き、チャンピオンのブラッド・ビンダー(KTM)は1分39秒748で総合4番手に。
総合5番手に1分39秒793でフィリップ・エッテル(KTM)、総合6番手に1分39秒874でホルヘ・ナバーロ(ホンダ)。ナバーロは1回目のセッションで1コーナーで激しいハイサイド転倒を喫し、30番手に終わっていたが、フリー走行2回目には出走した。総合7番手に1分39秒876でファビオ・クアルタラーロ(KTM)、総合8番手に1分39秒881でホルヘ・マルティン(マヒンドラ)、総合9番手に1分39秒949でヤコブ・コンフェイル(ホンダ)が続き、1回目で2番手タイムを記録していたガブリエル・ロドリゴ(KTM)は2回目は10番手に終わり、1分39秒983で初日総合10番手に。
鈴木 竜生(マヒンドラ)は1回目25番手、2回目16番手、2回目に記録した1分40秒176で総合16番手、尾野 弘樹(ホンダ)は1回目18番手、2回目25番手、2回目に記録した1分40秒468で総合25番手として初日を終えた。