MotoGP第17戦マレーシアGP、Moto2クラスは、マレーシアのセパンインターナショナルサーキットで2日目の予選を行ない、ヨハン・ザルコ(カレックス)が2分18秒621でポールポジションを獲得した。
Moto2クラスの予選は気温26度、路面温度27度、路面はウエットだが、雨は降っておらず、時間と共にライン上が乾いていく難しいコンディションで争われた。ザルコはセッション序盤からリーダーボードのトップをロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)と争いながらファステストを更新。開始24分すぎにジョナス・フォルガー(カレックス)がトップに立つが、ザルコは開始30分すぎに逆転すると3周連続でファステストを更新する。
残り6分でバルダッサーリが再びトップに立つが、最後のアタックに出たザルコが残り1分で逆転、さらにラストアタックで2分18秒621と2番手に約2秒の差をつけるファステストを記録してポールポジションを獲得した。
2番手に2分20秒755でフランコ・モルビデリ(カレックス)が続き、最後のアタックでスリックタイヤを履いたアクセル・ポンス(カレックス)が2分21秒383で3番手にジャンプアップし、今シーズン初フロントロウを獲得した。
フォルガーは2分21秒559で4番手。ランキング2位でザルコを追うトーマス・ルティ(カレックス)が2分21秒775で5番手に。バルダッサーリは2分21秒836で6番手となった。
7番手に2分21秒941でハビエル・シメオン(スピードアップ)、8番手に2分22秒029でマッティア・パシーニ(カレックス)、9番手に2分22秒070でレミー・ガードナー(カレックス)、10番手に2分22秒107でシモーネ・コルシ(スピードアップ)の順で続き、中上 貴晶(カレックス)は2分23秒935で20番手。中上は午前中のフリー走行3回目ではトップタイムを記録している。ザルコとのタイトル争いがかかるランキング3位のアレックス・リンス(カレックス)は2分24秒370で23番手に終わった。