今季はBSBを戦っている清成龍一が、11月6日に決勝を迎える全日本最終戦鈴鹿MFJ-GPに参戦することが発表された。
チームは昨年と今年、鈴鹿8耐で参戦したチームカガヤマ。もちろん加賀山就臣も参戦し、チームカガヤマはJSB1000クラスに2台でエントリー。日本GPで世界デビューを果たし、J-GP2ランキングリーダーとして最終戦に臨む浦本修充を加え、チームカガヤマ初の3台体勢となる。
清成は「加賀山さんからずっと誘われていたのですが、イギリスでの体制変更など、いろいろとあったので、決めるのに今までかかってしまいました。チームとはここ2年、8耐で一緒に戦ったので、安心して参戦できます。参戦するからには勝つつもりで頑張ります」とコメント。
一方、加賀山は「鈴鹿8耐のリベンジです。それと共に、世界に挑戦しやすい環境作りや、世界で活躍している選手が全日本にスポット参戦しやすい環境にしていきたいと思います。過去には全日本最終戦でグランプリライダーの参戦が多々ありました、全日本ライダーはとても刺激を受けたのを覚えています。今回の最終戦では清成とレオン(ハスラム)が加わり盛り上がりそうです。皆さん鈴鹿へ観戦、応援しに来てください」とのコメントを発表。
加賀山の言葉にあるとおり、カワサキからはレオン・ハスラムの参戦も発表されている。全日本トップの中須賀、BSBトップのハスラム、そして鈴鹿8耐では4回の優勝経験を誇る清成と、錚々たるメンバーがそろうことになった。