MotoGP第14戦アラゴンGP Moto3決勝
2016/09/26
MotoGP第14戦アラゴンGP、Moto3クラスは、スペインのモーターランド・アラゴンで決勝レースを行ない、ホルヘ・ナバーロ(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温22度、路面温度27度のドライコンディションで争われた。レースは序盤から中盤すぎまで10人前後のライダーがトップ集団を形成し、順位を入れ替えながら周回を重ねて行く。終盤になるとこの中からナバーロ、ブラッド・ビンダー(KTM)、エネア・バスティアニーニ(ホンダ)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)の4人が抜け出しトップ争いを展開する。この一戦にタイトル確定がかかったビンダーの動向に注目が集まったが、最終ラップのバックストレートでビンダーはトップに浮上。しかし、続く16コーナーでわずかにはらみ、ビンダーを交わしたナバーロがトップでシーズン2勝目となるチェッカーを受けた。
ビンダーはコンマ030秒差の2位でゴール。この結果、ビンダーとランキング2位のナバーロとのポイント差は106ポイントとなり、4戦を残してビンダーのタイトルが確定した。南アフリカ人ライダーのタイトル獲得は、1978年と1979年に250ccクラスと350ccクラスのダブルタイトルを獲得したコーク・バリントン、1980年に350ccクラスのタイトルを獲得したジョン・エクロード以来となる。
3位にバスティアニーニ、4位にジャンアントニオが入賞。ビンダーはホンダ勢に囲まれた中で孤軍奮闘し、自力でタイトルを決めた。
5位にホアン・ミル(KTM)、6位にホルヘ・マルティン(マヒンドラ)、7位にアロン・カネト(ホンダ)、8位にガブリエル・ロドリゴ(KTM)、9位にフアンフラン・ゲバラ(KTM)、10位にフィリップ・エッテル(KTM)が入賞。
尾野 弘樹(ホンダ)は20位、鈴木 竜生(マヒンドラ)は21位でチェッカーを受けた。
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