MotoGP第4戦スペインGP MotoGP決勝
2016/04/25
MotoGP第4戦スペインGP、MotoGPクラスは、スペインのヘレスサーキットで決勝レースを行ない、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が優勝した。
MotoGPクラスの決勝レースは気温25度、路面温度40度のドライコンディションで争われた。スタートでトップに立ったロッシは、2周目の9コーナーでホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)に前に出られたもののすぐにポジションを挽回。その後はロレンソとの差を少しずつ広げて行き、5周目にはその差を約1秒とする。ロレンソもロッシについていこうとするが、その差は広がる一方で、レース中盤にはその差は2秒8前後に広がり、最終的にロッシはその差を4秒以上に広げ、最後は最終コーナーを立ち上がった後、ウイリーのままゴールする余裕を見せて、今シーズン初優勝を達成した。
ロレンソは序盤はマルク・マルケス(ホンダ)と2番手争いを展開したものの、中盤から単独2番手となり、そのまま2位でゴール。マルケスは単独3番手で周回を重ね、ロレンソに勝負をかけることなく3位でチェッカーを受けた。
この結果、チャンピオンシップでは全戦でポイントを獲得しているマルケスが82ポイントでランキングトップをキープ、ノーポイントが1戦ずつあるロレンソが65ポイントで2位、同じくロッシが58ポイントで3位となっている。
4位にダニ・ペドロサ(ホンダ)が入賞。ペドロサは序盤こそマルケスの前に出たが、その後、マルケスに交わされた後は4番手をキープ。中盤すぎにはアレイシ・エスパロガロ(スズキ)が接近してきたが、終盤にはその差を広げて単独4位でゴールした。エスパルガロが5位、6位にマーベリック・ビニャーレス(スズキ)とスズキ勢が続いた。
追い上げたアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が7位に入賞、8位にポル・エスパロガロ(ヤマハ)が続き、サテライト勢のトップとなった。9位にユージン・ラバティ(ドゥカティ)、10位にエクトル・バルベラ(ドゥカティ)が入賞。
カル・クロッチロウ(ホンダ)が11位、ブラドリー・スミス(ヤマハ)が12位、ロリス・バズ(ドゥカティ)が13位、ステファン・ブラドル(アプリリア)が14位、ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)が15位に入賞。
以下、16位にミケーレ・ピロ(ドゥカティ)、17位にジャック・ミラー(ホンダ)、18位にティト・ラバット(ホンダ)、19位にスコット・レディング(ドゥカティ)の順で続いた。
アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)は7番手走行中の10周目にマシントラブルでピットに戻ってリタイア、アルバロ・バウティスタ(アプリリア)は6周目に転倒を喫してリタイアとなった。
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