ペドロサがレコードを更新してポール獲得 (MotoGP第17戦マレーシアGP MotoGP 予選)
2015/10/24
MotoGP第17戦マレーシアGP、MotoGPクラスは、マレーシアのセパンインターナショナルサーキットで2日目の予選を行ない、ダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分59秒053でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたマーベリック・ビニャーレス(スズキ)とブラドリー・スミス(ヤマハ)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は気温34度、路面温度42度のドライコンディションで争われた。
フリー走行総合3番手でQ2に進んだペドロサは、フリー走行4回目でトップタイムを記録。Q2でも1回目のアタックでポールレコードとなる1分59秒053を記録しトップに立つと、2回目のアタックでタイム更新はならなかったものの、今シーズン初ポールポジションを獲得した。
2番手に1分59秒462でマルク・マルケス(ホンダ)。マルケスはセッション序盤にリーダーボードのトップに立ったが、直後にペドロサに逆転されてしまう。2回目のアタックに出たマルケスだったが、12コーナーでマシンが振られて転倒しかけ、そのままコースアウトを余儀なくされアタック中止、すぐにピットに戻って、最後のアタックを行なうと、1分59秒462と自己ベストを記録して2番手につけた。3番手には最後のアタックで1分59秒726を記録したバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が続き、フロントロウを獲得。フリー走行総合トップのロレンソは、フリー走行4回目に最終コーナーでスリップダウンを喫し、Q2では最後にロッシに逆転されてしまい、1分59秒737で4番手となった。
サテライト勢トップとなる5番手に2分00秒199でカル・クロッチロウ(ホンダ)が続き、6番手に2分00秒224でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、7番手に2分00秒423でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)。Q1トップのビニャーレスはQ2で2分00秒478を記録して8番手に浮上、スミスも2分00秒652で9番手に続いた。
フリー走行3回目にファクトリー勢に割って入る5番手タイムを記録してQ2に進んだ、オープンクラストップのエクトル・バルベラ(ドゥカティ)は、Q2では2分00秒724で10番手となった。アレックス・エスパロガロ(スズキ)はQ2のセッション終盤に転倒を喫し、2分00秒724で11番手、ポル・エスパロガロ(ヤマハ)は2分00秒794で12番手となった。
以下、Q1の結果順にダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が2分01秒223で13番手、ステファン・ブラドル(アプリリア)が2分01秒346で14番手、スコット・レディング(ホンダ)が2分01秒367で15番手。
16番手に2分01秒725でジャック・ミラー(ホンダ)がつけたが、ミラーはQ1のセッション終盤に転倒を喫し、マシンから出火するアクシデントがあった。幸いすぐに消火活動が行なわれ、ミラー自身にもダメージはなかった。
以下、17番手に2分01秒727でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、18番手に2分01秒748でヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)、19番手に2分01秒829でニッキー・ヘイデン(ホンダ)、20番手に2分01秒862でロリス・バズ(フォワード-ヤマハ)、21番手に2分02秒415でトニ・エリアス(フォワード-ヤマハ)、22番手に2分02秒460でユージン・ラバティ(ホンダ)、23番手に2分02秒964でマイク・デ・ミオ(ドゥカティ)、24番手に2分03秒855でアンソニー・ウエスト(ホンダ)、25番手に2分06秒051でダミアン・カドリン(ART)の順で続いた。
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