MotoGP第1戦タイGP Moto2クラス1日目 プラクティス
2025/02/28
MotoGP第1戦タイGP Moto2クラス1日目、フリー走行1とプラクティスが金曜日、タイ、チャーン・インターナショナル・サーキットで開催された。日本時間午前11時50分(現地時間午前9時50分)から40分間で行なわれたフリー走行1は、気温31度、路面温度41度、湿度42%、晴れたドライコンディション。
Moto2クラスも今年から、フリー走行1の記録は予選Q2進出選考にはカウントされず、金曜午後のプラクティスの結果上位14名が予選Q2進出というルールに改定された。フリー走行1のトップタイムは、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)で1分34秒591、昨年の小椋藍(ボスコスクロ)が出した1分34秒595の歴代コース記録を0.004秒更新した。
2番手はデニス・オンジュ(カレックス)で1分34秒871、3番手がディオゴ・モレイラ(カレックス)の1分35秒192。Moto2クラス初公式走行の國井勇輝(カレックス)は1分36秒211で22番手、Moto2は2年目となる佐々木歩夢(カレックス)は1分36秒377で25番手だった。
日本時間午後4時5分(現地時間午後2時5分)から40分間で開催されたプラクティスは、気温35度、路面温度56度、湿度32%、快晴のドライコンディション。この走行では、序盤、佐々木が2周目に1分35秒716のトップタイムを記録。その後、ゴンザレスが2周目に1分35秒129を記録し、3周目には1分35秒088まで記録を伸ばした。
各ライダー周回を重ねて迎えた終盤、タイムアタックに挑む中、残り3分前後にゴンザレスが5コーナーで転倒。更には残り2分を切ってイザン・グエバラ(ボスコスクロ)も転倒。イエローフラッグで記録がキャンセルとなったライダーも居た。
プラクティスの結果は、終盤14周目に1分35秒030を記録したモレイラが1番手。2番手は1分35秒088のゴンザレス。3番手デニス・オンジュ(カレックス)でタイムは1分35秒228。佐々木は4周目に記録した1分35秒655で18番手。國井は13周目に1分36秒101を記録し24番手。トップから、23番手のイバン・オルトラ(ボスコスクロ)までが1分35秒台にひしめく争いとなり、14番手のバリー・バルタス(カレックス)までが、明日は予選Q2からスタート出来る。
佐々木と國井は予選Q1からの参戦となる。Moto2クラスは、明日の土曜日、日本時間午前11時25分(現地時間午前9時25分)から30分間のフリー走行2がある。その後、日本時間午後3時45分(現地時間午後1時45分)から15分間の予選Q1、日本時間午後4時10分(現地時間午後2時10分)からはプラクティス上位14名とQ1上位4名による予選Q2が開催される。佐々木と國井のQ2進出を願いたい。
MotoGP 第1戦タイGP Moto2クラス1日目 プラクティス結果
1 ディオゴ・モレイラ(カレックス) 1分35秒030 (P)
2 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分35秒088 (P)
3 デニス・オンジュ(カレックス) 1分35秒228 (P)
4 マリオ・アジ(カレックス) 1分35秒259 (P)
5 ホルヘ・ナバロ(フォワード) 1分35秒315 (P)
6 マルコス・ラミレス(カレックス) 1分35秒368 (P)
7 ジェイク・ディクソン(ボスコスクロ) 1分35秒390 (P)
8 アルベルト・アレナス(カレックス) 1分35秒399 (P)
9 セナ・アギウス(カレックス) 1分35秒422 (P)
10 アロンソ・ロペス(ボスコスクロ) 1分35秒424 (P)
18 佐々木歩夢(カレックス) 1分35秒655 (P)
24 國井勇輝(カレックス) 1分36秒101 (P)
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