MotoGP第15戦インドネシアGP Moto3クラス3日目 決勝結果
2024/09/29
MotoGP第15戦インドネシアGP Moto3クラス3日目、決勝が日曜日、インドネシア、プルタミア・マンダリカ・サーキットで開催された。日本時間午後1時(現地時間午後12時)から20周で行なわれた決勝は、気温29度、路面温度58度、湿度78%、少し雲があるドライコンディション。強い時は風速18km/hの風が吹いていた。
スタートは、3番グリッドスタートの古里が好スタートでホールショットを奪う。イバン・オルトラ(KTM)、コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)、エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)、鈴木竜生(ハスクバーナ)、ダビド・アロンソ(CFMOTO)、ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)、ルカ・ルネッタ(ホンダ)、ジョエル・ケルソ(KTM)、ダビド・ムニョス(KTM)のトップ10で続いた。
1周目から激しい混戦となり、第2セクターではベイヤー、フェルナンデスが古里の前へ。トップ集団は10台以上がテイルトゥーノウズで2周目に入った。ロングラップが科されているルエダ、オルトラ、ステファノ・ネパ(KTM)、ザビ・ズルトゥザ(KTM)がロングラップへ入り順位を落とす。ベイヤー、フェルナンデスが激しいトップ争いをするすぐ後ろには古里、アロンソ、ピケラス、ムニョス、鈴木、ルネッタ、オルガド、ケルソが続いていた。3周目後方、8コーナーでフィリッポ・ファリオリ(ホンダ)とダビド・アルマンサ(ホンダ)が転倒。
トップ集団の接戦が続く中、5周目にはアルビ・アディタマ(ホンダ)が転倒。6周目には、タットチャコーン・ブーシュリ(ホンダ)とノア・デッドウィラー(KTM)が16コーナーで接触、転倒。8周目にはズルトゥザが転倒。折り返して、11周目にリカルド・ロッシ(KTM)はピットイン。12周目には、トップで走行していたベイヤーが8コーナーで激しくクラッシュ。
フェルナンデスがトップに浮上し、鈴木、オルガド、ピケラス、アロンソ、古里、ルネッタ、ケルソでトップ争いは激しく続いた。16周目、4番手を走行していた古里は、フェルナンデス、ムニョスの狭間で行き場を失い接触、膨らんだため8番手に順位を落とす。そこから激しい追い上げをかけた古里は混戦の中、オルガドと接触、17周目1コーナーで転倒、リタイア。
ラスト3周も縺れたトップ争いは、アロンソ、一時ルネッタ、その後フェルナンデスがトップに立つが、最終ラップ、3番手から序盤に前を行くムニョスをかわしたアロンソが、第2セクターではフェルナンデスもかわしトップへ。アロンソがそのままトップでチェッカーを受けた。0.085秒差の2位でフェルナンデス、ムニョスが3位となった。鈴木は7位。山中は17位。
アロンソは今季9勝目を挙げて、年間ポイントを296と伸ばし、2番手オルガドの199ポイントと97ポイント差に広げた。来週の日本GPでチャンピオン確定の可能性がある。山中は86ポイント10番手、古里は81ポイント11番手、鈴木は72ポイント13番手。来週、10月4日から始まる日本GPでは、3人の日本人ライダーとホンダ勢を応援したい。
MotoGP 第15戦インドネシアGP Moto3クラス 3日目 決勝結果
1 ダビド・アロンソ (CFMOTO)
2 エイドリアン・フェルナンデス (ホンダ)
3 ダビド・ムニョス (KTM)
4 アンヘル・ピケラス (ホンダ)
5 ルカ・ルネッタ (ホンダ)
6 ダニエル・オルガド (ガスガス)
7 鈴木竜生 (ハスクバーナ)
8 ジョエル・ケルソ (KTM)
9 イバン・オルトラ (KTM)
10 二コラ・カラッロ (KTM)
17 山中琉聖 (KTM)
RT 古里太陽 (ホンダ)
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