ロレンソ、レコードタイムでポール奪取 (MotoGP第15戦GP MotoGP 予選)
2015/10/10
MotoGP第15戦日本GP、MotoGPクラスは、栃木県のツインリンクもてぎで予選Q2を行ない、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が1分43秒790でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの予選Q2は気温20度、路面温度24度のドライコンディションで争われた。ロレンソは開始3分すぎにリーダーボードのトップに立つが、すぐにバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が逆転。さらに直後にアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)がファステストを更新してトップに立つ。
ロレンソは1回目のアタックを終えてピットに戻ったが、ロッシはアタックを続け、開始5分すぎに1分44秒222を記録してトップに浮上する。早めにピットに戻ったロレンソは残り7分で2度目のアタックに出ると1分43秒990を記録してトップを奪還する。ロッシは残り5分で2回目のアタックに出ると、1分43秒871を記録して再びトップに。しかし、ロレンソは3回目のコースインすると、最後のアタックで1分43秒790をたたき出し、今シーズン4回目のポールポジションを獲得した。
2番手に1分43秒871でロッシ、マルク・マルケス(ホンダ)は終盤のアタックで1分44秒216を記録し、3番手フロントロウを獲得。4番手に1分44秒322でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、5番手に1分44秒436でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)とドゥカティ勢が続き、6番手に1分44秒582でダニ・ペドロサ(ホンダ)、7番手に1分44秒809でアレックス・エスパロガロ(スズキ)、8番手に1分44秒932でカル・クロッチロウ(ホンダ)が続いた。ブラドリー・スミス(ヤマハ)はセッション序盤に5コーナーでスリップダウン、終盤にはセカンドアンダーブリッヂ先の12コーナーで転倒を喫してしまい、1分45秒067で9番手。Q1トップのマーベリック・ビニャーレス(スズキ)は1分45秒081で10番手に入り、2台のスズキのマシンがトップ10に入った。ポル・エスパロガロ(ヤマハ)が1分45秒219で11番手、スコット・レディング(ホンダ)が1分45秒333で12番手に続き、ここまでの12名がQ2の結果でグリッドを決定。
以下、Q1の結果順にステファン・ブラドル(アプリリア)が1分45秒432で13番手、ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)が1分45秒438で14番手、中須賀 克行(ヤマハ)は1分45秒496が15番手に続き、16番手に1分45秒608でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、17番手に1分45秒691でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)。エクトル・バルベラ(ドゥカティ)が1分45秒724でオープントップの18番手に。MotoGPクラス初参戦の高橋 巧(ホンダ)はQ1で1分45秒743を記録し、19番手から決勝に挑む。
20番手に1分45秒751でユージン・ラバティ(ホンダ)、21番手に1分45秒843でニッキー・ヘイデン(ホンダ)、22番手に1分46秒039でジャック・ミラー(ホンダ)、23番手に1分46秒048でロリス・バズ(フォワード-ヤマハ)、24番手に1分46秒179でマイク・デ・ミオ(ドゥカティ)、25番手に1分46秒256でトニ・エリアス(フォワード-ヤマハ)の順で続き、代役参戦の秋吉 耕佑(ホンダ)は1分47秒760で26番手から決勝に臨む。フリー走行4回目で転倒したアレックス・デ・アンジェリス(ART)は予選に出走できなかった。デ・アンジェリスは大学病院で精密検査を受けた結果、肺挫傷、肋骨ほかを骨折しており、入院して経過観察を行なうことになっている。
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