MotoGP第13戦MotoEクラス サンマリノGP 2日目 決勝結果
2024/09/07
MotoGP第13戦と併催されているMotoEシリーズ第8戦サンマリノGP 2日目 決勝レース1が、イタリア、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェッリで開催された。日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)から8周で開催されたレース1は、気温28度、路面温度38度、湿度66%、暑いほど晴れたドライコンディション。
ポールポジションスタートのマッティア・カサデイ(ドゥカティ)が好スタートでホールショットを奪った。続いてケビン・ザンノーニ(ドゥカティ)、エリック・グラナド(ドゥカティ)、アレッサンドロ・ザッコーネ(ドゥカティ)、ジョルディ・トーレス(ドゥカティ)、オスカー・グティエレス(ドゥカティ)、エクトル・ガルゾ(ドゥカティ)、二コラ・スピネッリ(ドゥカティ)、ルーカス・トゥロビッチ(ドゥカティ)、マッテオ・フェラーリ(ドウカティ)のトップ10で始まった。
1周目から、ガルゾはグティエレスを抜いて6番手へ浮上。2周目には、4番手ザッコーネがグラナドを抜いて3番手。トップは3周目でザンノーニがカサデイを抜いて、1番手となる。ガルゾはトーレスも捉え5番手へ。4周目にザンノーニは1分40秒107でこのレースの最速ラップを記録する。
7周目、トップを走っていたザンノーニが14コーナーで転倒。トップがカサデイ、2番手ザッコーネ、3番手グラナド、4番手ガルゾの順になり、このままでもガルゾのチャンピオンが決まる状態となった。それでも、激しいトップ争い以上に3番手グラナドと激しい3位争いをガルゾは繰り広げ、最終ラップで一時はグラナドの前へ出たが、最後は4位でチェッカー。1位カサデイ、2位ザッコーネ、3位グラナド。
これにより、優勝はカサデイで通常の表彰台が行なわれ、その後、年間チャンピオンを決めたガルゾ一人が表彰台でチャンピオントロフィー授与をされた。
MotoGP 第13戦サンマリノGP MotoEクラス2日目レース1結果
1 マッティア・カサデイ (ドゥカティ)
2 アレッサンドロ・ザッコーネ (ドゥカティ)
3 エリック・グラナド (ドゥカティ)
4 エクトル・ガルゾ (ドゥカティ)
5 ジョルディ・トーレス (ドゥカティ)
6 マッテオ・フェラーリ (ドゥカティ)
7 ルーカス・トゥロビッチ (ドゥカティ)
8 オスカー・グティエレス (ドゥカティ)
9 二コラ・スピネッリ (ドゥカティ)
10 アンドレア・マントヴァーニ (ドゥカティ)
日本時間午後11時10分(現地時間午後4時10分)から8周で行なわれたレース2は、気温29度、路面温度41度、湿度63%、少し曇ったドライコンディション。年間チャンピオンは決まったものの、ポイントランキングのかかったレース。
このレースもスタートは、ポールポジションスタートのカサデイがホールショットで始まった。続いてグラナド、グティエレス、ザッコーネ、ザンノーニ、トーレス、トゥロビッチ、ミケール・ポンス(ドゥカティ)、ガルゾ、ケビン・マンフレディ(ドゥカティ)のトップ10。
三つ巴のトップ争いは、5周目に入りグティエレスが2番手に浮上。6周目には7番手を走行していたトゥロビッチが転倒。カサデイとグティエレスは激しくトップを争うが、最後はグティエレスがトップでチェッカー。2位カサデイとは0.109秒差。3位はグラナドとグティエレスの差でも0.302。
チャンピオンシップ争いは、チャンピオンのガルゾが246ポイント、2位カサデイが231ポイント、3位はルーキーのグティエレスで208ポイント、4位ザンノーニ191ポイント、5位ザッコーネ179ポイント。ヨーロッパで8戦開催された2024年MotoEシリーズは幕を閉じた。
MotoGP第13戦サンマリノGP MotoEクラス2日目レース2結果
1 オスカー・グティエレス (ドゥカティ)
2 マッティア・カサデイ (ドゥカティ)
3 エリック・グラナド (ドゥカティ)
4 ジョルディ・トーレス (ドゥカティ)
5 ケビン・ザンノーニ (ドゥカティ)
6 マッテオ・フェラーリ (ドゥカティ)
7 エクトル・ガルゾ (ドゥカティ)
8 アレッサンドロ・ザッコーネ (ドゥカティ)
9 アンドレア・マントヴァーニ (ドゥカティ)
10 ミケール・ポンス (ドゥカティ)
こんな記事も読まれています