MotoGP第13戦サンマリノGP Moto2クラス2日目 予選結果
2024/09/07
MotoGP第13戦サンマリノGP Moto2クラス2日目、予選が土曜日、イタリア、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェッリで開催された。日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)から30分間行なわれたP2は、気温24度、路面温度22度、湿度74%、晴れ渡ってきたドライコンディション。
序盤に8コーナーでダリン・ビンダー(カレックス)が転倒。残り5分前後ではソムキャット・チャントラ(カレックス)も転倒、イエローフラッグが出された。佐々木歩夢(カレックス)は1分35秒729を記録し上位に着けた後に転倒。この走行トップは、アロン・カネト(カレックス)で1分35秒185の歴代コース記録を樹立した。2番手はトニー・アルボリーノ(カレックス)で1分35秒420、3番手に小椋藍(ボスコスクーロ)が入り、記録は1分35秒476。
転倒のあった佐々木は12番手。チャントラと怪我で欠場のアレックス・エスクリグ(フォーワード)に代わり出場中のウナイ・オルナドレ(フォーワード)以外のライダーは全員P2のタイムが速かったため、小椋3番手、佐々木12番手のP2順位はそのまま反映されて両選手が予選Q2スタートとなった。佐々木にとってはMoto2で初めてのQ2スタート。
日本時間午後8時45分(現地時間午後1時45分)から15分で争われた予選Q1は、気温29度、路面温度40度、湿度63%、一部曇ったドライコンディション。時折、風速10km/hの風が吹いていた。開始程なく、4コーナーでゾンダ・ヴァン・デン・グールベルク(カレックス)が転倒。Q1トップは、7周目に1分35秒446を記録したアロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)。2番手は7周目に1分35秒902を記録したボ・ベンスナイダー(カレックス)。3番手は6周目に1分35秒950を出したフィリップ・サラッチ(カレックス)。4番手は7周目1分35秒955をマークしたセナ・エイジアス(カレックス)。この4名がQ2へ進出した。
ポイントリーダーのセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)は、トラックリミット超過やイエローフラッグなどの不運もあり、8周目の記録1分36秒168で10番手。総合24番手で明日は8列目スタートとなる。
日本時間午後9時10分(現地時間午後2時10分)から15分で行なわれたQ2は、気温29度、路面温度41度、湿度63%、少し雲があるドライコンディション。開始直後にデニス・フォッジャ(カレックス)が転倒。続いて、4コーナーでマニュエル・ゴンザレス(カレックス)も転倒。序盤は、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)、小椋、ロペスのボスコスクーロ勢がトップタイムを出していたが、開始5分過ぎて3周目にディオゴ・モレイラ(カレックス)が1分35秒521を記録してトップに立つ。
残り3分前後の最終タイムアタックでは、セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)が7周目に1分35秒240を記録トップとなるが、数秒後トニー・アルボリーノ(カレックス)が7周目で1分35秒229を記録し1番手となった。3番手には小椋が入り、記録は7周目の1分35秒419。佐々木は7周目に出した1分36秒275で17番手だった。
明日、日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)から22周で開催される決勝で、アルボリーノはMoto2初めてのポールポジション。小椋は3番手フロントローで始まる。6列目17番グリッドの佐々木と小椋の両選手、健闘を祈る。
MotoGP 第13戦サンマリノGP Moto2クラス2日目 予選結果
1 トニー・アルボリーノ(カレックス) 1分35秒229 (Q2)
2 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス) 1分35秒240 (Q2)
3 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分35秒419 (Q2)
4 アロン・カネト(カレックス) 1分35秒466 (Q2)
5 ディオゴ・モレイラ(カレックス) 1分35秒521 (Q2)
6 アルベルト・アレナス(カレックス) 1分35秒538 (Q2)
7 ジョー・ロバーツ(カレックス) 1分35秒650 (Q2)
8 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 1分35秒650 (Q2)
9 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分35秒805 (Q2)
10 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 1分35秒810 (Q2)
17 佐々木歩夢(カレックス) 1分36秒275 (Q2)
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