MotoGP第13戦サンマリノGP Moto3クラス2日目 予選結果
2024/09/07
MotoGP第13戦サンマリノGP Moto3クラス2日目、予選が土曜日、イタリア、ミサノ・ワールドサーキット-マルコ・シモンチェッリで開催された。日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)から30分間行なわれたP2は、気温22度、路面温度21度、湿度79%、少し雲があるドライコンディション。
開始早々、鈴木竜生(ハスクバーナ)が転倒、イエローフラッグが出された。終盤にはヴィセンテ・ペレス(ホンダ)が9コーナーで転倒。終了間際には、スコット・オグデン(ホンダ)がインに入ったアンヘル・ピケラス(ホンダ)と接触、オグデンが激しくクラッシュする事故が起こった。この事故により、ピケラスには明日の決勝でダブルロングラップペナルティーが科された。
P2トップは昨日のP1に続き、再びダビド・アロンソ(CFMOTO)で1分40秒184の歴代コース新記録。2番手はホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)1分40秒396、3番手がコリン・ベイヤー(ハスクバーナ)1分40秒450だった。山中琉聖(KTM)は10番手1分40秒734、鈴木は15番手1分41秒088、古里太陽(ホンダ)は1分41秒429で20番手。P1とP2の結果を合わせても、山中10番手、鈴木15番手、古里20番手で、山中はQ2スタートを果たした。
日本時間午後7時50分(現地時間午後12時50分)から15分間で争われた予選Q1は、気温28度、路面温度39度、湿度64%、晴れたドライコンディション。中盤、古里が4周目1分42秒194を記録しトップに立つ。古里は5周目1分42秒076まで記録を伸ばした。終盤に入り、ジョエル・ケルソ(KTM)が5周目に1分41秒472を記録し1番手となった。2番手は3周目に1分41秒716を記録したヴィセンテ・ペレス(ホンダ)。3番手には古里が入り、記録は8周目の1分41秒900。4番手は最終8周目に1分41秒942を記録したフィリッポ・ファリオリ(ホンダ)。この4名はQ2へ進出。鈴木は3周目の1分42秒724で9番手だった。
続いて日本時間8時15分(現地時間午後1時15分)から15分間で競われたQ2は、気温29度、路面温度40度、湿度61%、部分的には雲があるドライコンディション。7台のホンダ勢がQ2へ進出した。中盤、3周目で1分41秒060を記録したベイヤーがトップに立った。その後、残り5分前後の4コーナーで転倒したケルソが終了2分を切って6周目に1分41秒012を記録しトップとなる。残り1分を切ってベイヤーが6周目に1分40秒959を記録して再びトップに立つが、ベイヤーはその後2コーナーで転倒。
チェッカーフラッグ間際には、ルカ・ルネッタ(ホンダ)が1分40秒922を記録してトップに立つ。更に最終6ラップ目で、アロンソが1分40秒505まで記録を縮めて1番手。ポールポジションを獲得した。2番手ルネッタ、3番手6周目に1分40秒940を記録したイバン・オルトラ(KTM)。
古里は最終7周目に1分41秒204を記録して9番手。山中は最終6ラップ目に1分41秒307を記録して13番手。明日、日本時間午後6時(現地時間午前11時)から20周で争われる決勝は、古里3列目9番、山中5列目13番。このサーキット近く在住で、今朝はスクーターに乗って出勤した鈴木は8列目23番グリッドスタートとなった。明日も3人の日本人ライダーと好調のホンダ勢を応援したい。
MotoGP 第13戦サンマリノGP Moto3クラス2日目 予選結果
1 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分40秒505 (Q2)
2 ルカ・ルネッタ (ホンダ) 1分40秒922 (Q2)
3 イバン・オルトラ (KTM) 1分40秒940 (Q2)
4 アンヘル・ピケラス (ホンダ) 1分40秒950 (Q2)
5 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分40秒959 (Q2)
6 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分41秒012 (Q2)
7 ダニエル・オルガド (ガスガス) 1分41秒028 (Q2)
8 エイドリアン・フェルナンデス (ホンダ) 1分41秒106 (Q2)
9 古里太陽 (ホンダ) 1分41秒204 (Q2)
10 ステファノ・ネパ (KTM) 1分41秒211 (Q2)
13 山中琉聖 (KTM) 1分41秒397 (Q2)
23 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分42秒274 (Q1)
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