MotoGP第13戦サンマリノGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
2024/09/06
MotoGP第13戦サンマリノGP Moto2クラス1日目、フリー走行が金曜日、イタリア、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェッリで開催された。Moto2クラスでは、現在ワールドスーパースポーツで活躍中のアドリアン・ウエルタスが2025年はイタルトランスレーシングチームから参戦することが発表されている。
日本時間午後4時50分(現地時間午前9時50分)から40分間で始まったフリー走行は、気温25度、路面温度25度、湿度57%、一部曇ったドライコンディション。序盤にジョー・ロバーツ(カレックス)が16コーナーで転倒。中盤で、ワイルドカード参戦のマッティア・パッシーニ(ボスコスクーロ)も4コーナーで転倒。現在ポイントリーダーのセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)は終了間際に2コーナーで転倒。前戦の決勝でも転倒し、肩を痛めMotoGP決勝前にはサーキットを離れたガルシアは、チーム関係者の話によると、MotoGP昇格のシート獲得が出来なかったことにより精神面でのダメージが大きいようだ。
この走行トップはトニー・アルボリーノ(カレックス)で1分35秒775、2番手アロン・カネト(カレックス)1分35秒958、3番手アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)1分36秒102。小椋藍(ボスコスクーロ)は1分36秒857で19番手、佐々木歩夢(カレックス)は1分37秒585で26番手。
日本時間午後9時5分(現地時間午後2時5分)から40分行なわれたP1は、気温27度、路面温度36度、湿度60%、曇りのドライコンディション。青空も見えていた。マニュエル・ゴンザレス(カレックス)が4周目に記録した1分35秒852が終盤まではトップ記録だった。
序盤、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)とジャウメ・マシア(カレックス)のラインが被り、アルデゲールが不満そうな様子が見られた。中盤には、8コーナーでジェイク・ディクソン(カレックス)が転倒。
終盤までなかなか更新されなかったゴンザレスのタイムは、終盤17周目にカネトが1分35秒561を記録しトップとなる。2番手はセレスティーノ・ビエッティで、記録は21周目に出した1分35秒692。3番手にゴンザレスが入り、ゴンザレスは17周目に1分35秒781まで記録を伸ばした。小椋は1分35秒941で6番手、ボスコスクーロ勢のトップ。佐々木は、1分36秒485で18番手。
明日、日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)から30分で始まるP2の14番手まではQ2からスタート出来る。小椋はもちろん、佐々木の初のQ2スタートにも望みを掛けたい。その後、日本時間午後8時45分(現地時間午後1時45分)からはMoto2クラス予選が始まる。チャンピオンリーダーのガルシアが不振な状況下、ガルシアを12ポイント差で追う小椋、前戦の初ポイント獲得で波に乗って欲しい佐々木、両選手の好グリッド獲得を期待したい。
MotoGP 第13戦サンマリノGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
1 アロン・カネト(カレックス) 1分35秒561 (P1)
2 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス) 1分35秒692 (P1)
3 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分35秒781 (P1)
4 トニー・アルボリーノ(カレックス) 1分35秒845 (P1)
5 アルベルト・アレナス(カレックス) 1分35秒920 (P1)
6 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分35秒941 (P1)
7 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 1分35秒956 (P1)
8 ソムキャット・チャントラ(カレックス) 1分36秒054 (P1)
9 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 1分36秒071 (P1)
10 フィリップ・サラッチ(カレックス) 1分36秒128 (P1)
18 佐々木歩夢(カレックス) 1分36秒485 (P1)
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