MotoGP第13戦サンマリノGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
2024/09/06
MotoGP第13戦サンマリノGP Moto3クラス1日目、フリー走行が金曜日、イタリア、ミサノ・ワールドサーキット-マルコ・シモンチェッリで開催された。現在ポイントリーダーのダビド・アロンソ(CFMOTO)は来期から同チームでMoto2へ昇格されることが発表された。マッテオ・ベルテッレ(ホンダ)とジョエル・ケルソ(KTM)は、2025年MTAレーシングでMoto3に参戦する。
日本時間午後4時(現地時間午前9時)から35分間行なわれたフリー走行は、気温23度、路面温度22度、湿度63%、晴れたドライコンディション。金曜日早朝にもかかわらず、老若男女の観客が見守っていた。開始程なく、アロンソが4コーナーで転倒。タットチャコーン・ブーシュリ(ホンダ)は終盤16コーナーで転倒。前戦アラゴンに比べると格段にグリップが良い故に、時折、攻め過ぎて転倒するライダーが見られた。
このセッショントップは、転倒があってもアロンソで1分41秒175、2番手ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)1分41秒273、3番手イバン・オルトラ(KTM)1分41秒448だった。山中琉聖(KTM)は6番手で1分41秒703、鈴木竜生(ハスクバーナ)は14番手1分42秒458、古里太陽(ホンダ)は16番手1分42秒490だった。
日本時間午後8時15分(現地時間午後1時15分)から35分間で開催されたP1は、気温27度、路面温度36度、湿度59%、強い時は10km/hの風が吹いていた。朝に比べれば雲の増えたドライコンディション。序盤、4コーナーでアンヘル・ピケラス(ホンダ)が転倒。中盤、そのピケラスが1分41秒794のトップタイムを記録。その後、ダニエル・オルガド(ガスガス)が1分41秒746でピケラスのタイムを更新するが、再びピケラスが1分41秒626へ記録を伸ばしトップへ。
終盤になると、アロンソが周回ごとにトップ記録を更新、アロンソは1分41秒096を記録し、歴代コースラップを更新した。残り2分を切って、ルエダが1分41秒070を記録してトップへ。更にエイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)が1分40秒909、一人1分40秒台まで記録を伸ばし、歴代コース記録を更新。P1トップとなった。2番手ルエダ、3番手アロンソ。
古里は1分41秒768で18番手、鈴木は1分41秒949で20番手、山中は1分42秒437で24番手だった。明日、日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)から始まるP2と合わせた結果14番手までは、予選Q2からスタート出来る。トップから24番手の山中まで1.528秒差の混戦状態、明日のP2では記録を伸ばして、日本人ライダーがQ2スタート出来ることを願う。
今日のP1ではトップ10に4台入っていた日本メーカーのホンダ勢にも注目したい。明日、Moto3クラス予選は日本時間午後7時50分(現地時間午後12時50分)から始まる。
MotoGP 第13戦サンマリノGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
1 エイドリアン・フェルナンデス (ホンダ) 1分40秒909 (P1)
2 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分40秒985 (P1)
3 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分41秒096 (P1)
4 アンヘル・ピケラス (ホンダ) 1分41秒113 (P1)
5 ルカ・ルネッタ (ホンダ) 1分41秒198 (P1)
6 イバン・オルトラ (KTM) 1分41秒228 (P1)
7 マッテオ・ベルテッレ (ホンダ) 1分41秒262 (P1)
8 ダニエル・オルガド (ガスガス) 1分41秒316 (P1)
9 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分41秒317 (P1)
10 フィリッポ・ファリオッリ (ホンダ) 1分41秒476 (P1)
18 古里太陽 (ホンダ) 1分41秒768 (P1)
20 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分41秒949 (P1)
24 山中琉聖 (KTM) 1分42秒437 (P1)
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