MotoGP第13戦と併催されているMotoE第8戦サンマリノGP 1日目フリー走行が、イタリア、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェッリで開催された。日本時間午後3時30分(現地時間午前8時30分)から15分P1が行なわれ、日本時間午後7時40分(現地時間午後12時40分)からはP2が15分開催された。

　P1とP2を合わせた結果8番手までは予選Q2からスタート出来る。全員P2で記録を伸ばし、1番手アレッサンドロ・ザッコーネ(ドゥカティ)、2番手ケビン・ザンノーニ(ドゥカティ)、3番手ジョルディ・トーレス(ドゥカティ)だった。ザッコーネの1分39秒925は歴代コース記録。現在2番手のマッティア・カサデイ(ドゥカティ)に38ポイント差を付けてポイントリーダーのエクトル・ガルゾ(ドゥカティ)は9番手となり、予選は、Q1スタートとなった。


MotoGP 第13戦サンマリノGP MotoEクラス1日目フリー走行結果
1 アレッサンドロ・ザッコーネ (ドゥカティ) 1分39秒925 (P2)
2 ケビン・ザンノーニ (ドゥカティ) 1分40秒086 (P2)
3 ジョルディ・トーレス (ドゥカティ) 1分40秒087 (P2)
4 マッティア・カサデイ (ドゥカティ) 1分40秒143 (P2)
5 ルーカス・トゥロビッチ (ドゥカティ) 1分40秒289 (P2)
6 オスカー・グティエレス (ドゥカティ) 1分40秒305 (P2)
7 エリック・グラナド (ドゥカティ) 1分40秒377 (P2)
8 マッテオ・フェラーリ (ドゥカティ) 1分40秒521 (P2)
9 エクトル・ガルゾ (ドゥカティ) 1分40秒544 (P2)
10 ニコラス・スピネッリ (ドゥカティ) 1分40秒557 (P2)



　日本時間深夜12時5分(現地時間午後5時5分)から始まった予選Q1は10分間。気温28度、路面温度36度、湿度56％、部分的に雲があるドライコンディション。ガルゾが3周目に1分40秒075を記録し、2番手に着けていたマッシモ・ロッコリ(ドゥカティ)の1分40秒561に0.5秒近く差を付けてトップに立った。ガルゾはそのままトップ、2番手には二コラ・スピネッリ(ドゥカティ)が5周目に1分40秒416を記録して入った。以上二人は、Q2へ進出。3番手はロッコリだった。

　日本時間深夜12時25分(現地時間午後5時25分)から10分間で争われたQ2は、気温28度、路面温度34度、湿度58％、少し曇ったドライコンディション。カサデイとLCR Eチームのチームメイト、エリック・グラナド(ドゥカティ)はランデブー走行を続け、カサデイが1分39秒856で歴代コース記録を塗り替えトップ、ポールポジションを獲得した。2番手はカサデイに続いていたグラナドで、記録は1分39秒923。3番手にはトーレスが入り、1分39秒954。

　明日、日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)と日本時間午後11時30分(現地時間午後5時30分)からそれぞれ行なわれるレース1、レース2のグリッドは、1列目にカサデイ、グラナド、トーレス。2列目ザッコーネ、ケビン・ザンノーニ(ドゥカティ)、オスカー・グティエレス(ドゥカティ)。3列目、二コラ・スピネッリ、ガルゾ、トゥロビッチ。それぞれ8周で争われ、優勝は25ポイント獲得出来るため、ランキングトップのガルゾから、2番手カサデイ、3番手ザンノーニ、4番手のグティエレスまではチャンピオンの可能性が残る。ヨーロッパ各地で開催されたMotoEクラスは8戦目、明日、遂にチャンピオンが決定する。しっかり最後まで見届けたい。



MotoGP 第13戦サンマリノGP MotoEクラス1日目予選結果
1 マッティア・カサデイ (ドゥカティ) 1分39秒856 (Q2)
2 エリック・グラナド (ドゥカティ) 1分39秒923 (Q2)
3 ジョルディ・トーレス (ドゥカティ) 1分39秒954 (Q2)
4 アレッサンドロ・ザッコーネ (ドゥカティ) 1分39秒967 (Q2)
5 ケビン・ザンノーニ (ドゥカティ) 1分40秒019 (Q2)
6 オスカー・グティエレス (ドゥカティ) 1分40秒030 (Q2)
7 ニコラス・スピネッリ (ドゥカティ) 1分40秒118 (Q2)
8 エクトル・ガルゾ (ドゥカティ) 1分40秒163 (Q2)
9 ルーカス・トゥロビッチ (ドゥカティ) 1分40秒192 (Q2)
10 マッテオ・フェラーリ (ドゥカティ) 1分40秒596 (Q2)