MotoGP第12戦アラゴンGP Moto2クラス2日目 予選結果
2024/08/31
MotoGP第12戦アラゴンGP Moto2クラス2日目、予選が土曜日、スペイン、モーターランド・アラゴンで開催された。日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)から30分間行なわれたフリー走行2は、Moto3の時間に比べれば乾いてきたもののまだ雲の多いウェットコンディション。気温21度、路面温度23度、湿度91%。昨日のフリー走行1でのスロー走行のペナルティーで、アレックス・エスクリグ(フォーワード)、フィリップ・サラッチ(カレックス)、デニス・フォッジャ(カレックス)、アルベルト・アレナス(カレックス)には3ポジションダウンのグリッドペナルティーが科された。
フリー走行2も昨日に引き続き、トップはアロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)で1分59秒335だった。2番手ジェイク・ディクソン(カレックス)2分01秒056、3番手フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)2分01秒551。佐々木歩夢(カレックス)は2分09秒495の記録は残ったが、規定タイム外だったため、順位は付かず、小椋藍(ボスコスクーロ)は出走しなかった。
日本時間午後8時45分(現地時間午後1時45分)から始まった予選Q1は、フリー走行2で1のタイムを上回るライダーは居なかったため、フリー走行1で15番手以下のライダーで争われた。気温28度、路面温度46度、湿度57%、曇ったドライコンディション。引き続き滑り易いコンディションの中、12コーナーでジャウメ・マシア(カレックス)、9コーナーでホルヘ・ナバロ(フォーワード)が転倒、イエローフラッグが出された。
残り5分を切って、小椋が1分52秒969を記録しトップに立つ。その後も小椋は1分52秒657まで記録を縮めた。そのスリップに着けて佐々木も1分53秒007を記録、一時は2番手まで順位を上げた。最終ラップでゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)が1分52秒603を記録し1番手、2番手にはトニー・アルボリーノが1分52秒627で入った。3番手は小椋、4番手フィリップ・サラッチ(カレックス)が1分52秒818。以上4名はQ2へ進出し、佐々木は5番手だった。ポイントリーダーのセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)は残り2分前後に7コーナーでハイサイド転倒、15番手だった。
日本時間午後9時10分(現地時間午後2時10分)から15分間競われたQ2は、気温29度、路面温度47度、湿度52%、曇ったドライコンディション。この走行では、ディクソンが最終ラップ7周目に1分51秒636を記録してポールポジションを獲得した。2番手はディオゴ・モレイラ(カレックス)。モレイラも最終7周目で1分52秒770を記録した。3番手は5周目に1分51秒748を記録したアロン・カネト(カレックス)。小椋は6周目に1分53秒011を記録し16番手。
明日、日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)から19周で争われる決勝は、小椋は6列目16番、ペナルティーの選手が居る影響で、佐々木も6列目18番グリッドスタート。ポイントリーダーのガルシアを20ポイント差で追う小椋だが、ガルシアよりも前からスタートすることになる。チャンピオンシップ争いの変動も気になるところ。自己最高の18番グリッドスタートの佐々木にも初のポイント獲得を期待したい。
MotoGP 第12戦アラゴンGP Moto2クラス2日目 予選結果
1 ジェイク・ディクソン(カレックス) 1分51秒636 (Q2)
2 ディオゴ・モレイラ(カレックス) 1分51秒770 (Q2)
3 アロン・カネト(カレックス) 1分51秒784 (Q2)
4 デニス・オンジュ(カレックス) 1分51秒923 (Q2)
5 トニー・アルボリーノ(カレックス) 1分51秒938 (Q2)
6 アルベルト・アレナス(カレックス) 1分51秒965 (Q2)
7 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 1分51秒968 (Q2)
8 ジョー・ロバーツ(カレックス) 1分52秒044 (Q2)
9 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス) 1分52秒111 (Q2)
10 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分52秒141 (Q2)
16 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分53秒011 (Q2)
19 佐々木歩夢(カレックス) 1分53秒007 (Q1)
こんな記事も読まれています