MotoGP第12戦アラゴンGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
2024/08/30
MotoGP第12戦アラゴンGP Moto2クラス1日目、フリー走行が金曜日、スペイン、モーターランド・アラゴンで開催された。開催に先駆けて、来期ドゥカティからMotoGPへ参戦が決まっていた地元スペイン人のフェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)がグレシーニ・レーシングへ所属することが発表された。更に中上貴晶(ホンダ)が今季限りで現役を退き、ホンダの開発ライダーとなることに加え、中上のシートにはソムキャット・チャントラ(ホンダ)が入り、タイ人初のMotoGPクラスライダーとなることが木曜日に発表された。
他にもジェイク・ディクソン(カレックス)はエルフマークへ、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)がインタクトGPへ移籍。セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)はスピードアップ・レーシングへ移籍し、アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)とチームメイトになる事が発表されている。
日本時間午後4時50分(現地時間午前9時50分)から40分間行なわれたフリー走行は、気温22度、路面温度31度、湿度72%、晴れたドライコンディション。この走行1番手はロペスで1分51秒657だった。2番手トニー・アルボリーノ(カレックス)1分51秒954、3番手マニュエル・ゴンザレス(カレックス)1分52秒040。小椋藍(ボスコスクーロ)は1分53秒090で16番手、佐々木歩夢(カレックス)は1分53秒953で25番手。
日本時間午後9時5分(現地時間午後2時5分)から40分間で始まったP1は、気温30度、路面温度52度、湿度49%、雲が増えて、風が強くなったドライコンディション。序盤からトップタイムを記録していたロペスが、中盤に1分51秒250で歴代コースラップ記録を更新した。残り10分を切って、ディオゴ・モレイラ(カレックス)が1分51秒212でロペスの記録を抜くものの、ロペスは残り3分を切って1分50秒989と唯一の50秒台を記録しトップとなった。2番手モレイラ、3番手にはディクソンが入って記録は1分51秒292。トップから14番手までが1秒以内という僅差のP1だった。
小椋は1分52秒006で17番手、佐々木は1分52秒522で24番手。アロン・カネト(カレックス)の最終ラップ8コーナー、記録を更新しながら走行中していたカネトのラインをデニス・フォッジャ(カレックス)が不用意に妨害、カネトは激怒していた。14、15コーナー付近でも、デニス・オンジュ(カレックス)の進路にフィリップ・サラッチ(カレックス)が重なり、オンジュも激怒していた。
明日、日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)から30分間行なわれるP2と合わせた結果14番手までが予選はQ2からスタートする。小椋、佐々木両選手が、日本時間午後9時10分(現地時間午後2時10分)から始まる予選Q2からスタート出来るように応援したい。Q1は日本時間午後8時45分(現地時間午後1時45分)から始まる。
MotoGP 第12戦アラゴンGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
1 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 1分50秒989 (P1)
2 ディオゴ・モレイラ(カレックス) 1分51秒212 (P1)
3 ジェイク・ディクソン(カレックス) 1分51秒292 (P1)
4 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 1分51秒299 (P1)
5 アロン・カネト(カレックス) 1分51秒351 (P1)
6 アルベルト・アレナス(カレックス) 1分51秒407 (P1)
7 マルコス・ラミレス(カレックス) 1分51秒407 (P1)
8 デニス・オンジュ(カレックス) 1分51秒514 (P1)
9 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分51秒574 (P1)
10 ソムキャット・チャントラ(カレックス) 1分51秒633 (P1)
17 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分52秒108 (P1)
24 佐々木歩夢(カレックス) 1分52秒522 (P1)
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