全日本RR第5戦もてぎ2&4【JSB1000決勝】水野涼がドゥカティでJSB初優勝!!
2024/08/25
「前半戦で積み重ねたことが間違っていなかった」と話した水野
優勝
水野 涼(DUCATI Team KAGAYAMA)
「今の気分は最高です。めちゃくちゃうれしいです。今朝のフリー走行は気温がやや低く、コンディションはあまりよくなかったのですが、その中でもいいペースで走ることができたし、スタートで前に出ることができたらプッシュしようと思っていました。予選でのタイム差を見て、いつもの4台ほどの戦いになるだろうと思っていましたが、レースが始まって1周目の位置取りによって展開は変わるし、1周目で前に出られたらプッシュしたいな、などいろいろ考えていました。早めに前に出て、野左根選手が2番にいるうちに差をつけたいなとけっこうプッシュして走ったら、思った以上に後ろを離すことができました。最後は最終コーナーを立ち上がって『本当に勝ったんだな』って思うことができました」
「外国車で初優勝することができました。今シーズンはトップ争いには加われても前には出られていなかったのですが、前半戦の課題を鈴鹿8耐で少しずつ克服することができました。前半戦で積み重ねてきたことが間違っていなかったと証明できてよかったです」
2位
中須賀 克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「今日の2位は最後まであきらめずに走った結果です。水野選手には心からおめでとうと言いたいです。短い時間でよくここまでバイクを仕上げてきたなと思っています」
「自分は今回少しリズムが悪くて、今朝のフリー走行でちょっと戻ってきたという感じでした。4月の第2戦はたまたま優勝することができましたが、今回はきついレースになるなと予想していました。その中ではベストを尽くすことはできたと思っています。本当はもっと切磋琢磨するレースをしたかったけれど、あと一歩、2歩足りなかったかな。ただ、チャンピオン争いを考えれば3位よりも2位で終わることができたし、本当は1位がよかったですが、気持ちを切り替えて次戦オートポリスに向けていきたいです。オートポリスも厳しい戦いになるとは思いますが、チーム一丸となって表彰台の真ん中に上がれるように頑張ります」
3位
岡本 裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)
「予選は一発タイムは出せなかったですが、アベレージタイムは刻めていたので、決勝に対しては自信がありました。でもこういう展開になることは予想していませんでした。序盤にスタートダッシュについていけず、後半は中須賀選手との2位争いになりましたが、追いついてからも自分の力が及ばず、最後は少し離されての3位となってしまいました。自分の実力不足です。課題がたくさん残ったレースになりました。すぐにオートポリスのテストが始まるので、しっかりと切り替えて反省点を洗い出したいです。今日は水野選手が速かったです」
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