全日本RR第4戦筑波【J-GP3予選】尾野弘樹が2戦連続ポールポジション
2024/06/16
「何とか決勝で勝負できる段階まで持ってこられた」と尾野
全日本第4戦筑波のJ-GP3予選は尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)が制した。
昨夜から朝から降り続いた雨の影響でウエットパッチが残る中でスタートした予選。真っ先に1分00秒台に入ったのは三谷然(P.MU 7C GALESPEED)。若松怜(JAPAN POST docomo business TP)、池上聖竜(MotoUPRacing)、大田隼人(MARUMAE DreamKitakyushu CPARIS)、尾野と次々に1分00秒台にタイムを入れる。
セッション開始早々に転倒を喫してしまったのは池上。
最初のアタック合戦を制したのは高杉奈緒子(TEAM NAOKO KTM)。開始5分ほどの時点で1分00秒199でリーダーボードのトップに浮上した高杉は、さらにアタックを続けて1分00秒121と自身のタイムを更新。
セッション中盤にアタック合戦が激化。三谷が1分00秒228と高杉に迫る2番手タイムをマーク。次の瞬間、岡崎静夏(JAPAN POST HondaDream TP)が1分00秒110と一気にトップに浮上。
セッション残り10分。若松がついに1分の壁を越えて59秒966をマーク。チームメイトの岡崎を逆転。
残り9分。転倒車がコース上に残ってしまい、赤旗が提示される。
セッション再開後、三谷が59秒837とトップタイムをマーク。しかし三谷はその直後に転倒。
残り3分。高杉も59秒台にタイムを入れて3番手浮上。
残り2分。尾野が59秒799で一気にトップ浮上。さらに尾野は59秒783まで詰めてここでチェッカー。尾野が2戦連続ポールポジション獲得。三谷が2番手と7Cが予選ワンツー。高杉が3番手フロントロウを獲得。日本郵便の若松、岡崎が4番手、5番手という結果になった。
ポールポジション尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)
「去年に引き続き取ることができてうれしいです。昨日までの流れを見ると、ここまでのタイムが出ると思っていなかったので、予選を終えた今、決勝で勝負できる段階まで持ってこられたかな。昨日までは非常に厳しい戦いになると想定していました。決勝前に問題が解決することができたので、あとは決勝を頑張るだけです」
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