SBK（スーパーバイク世界選手権）第4戦エミリアロマーニャラウンドが、イタリアのミサノ ワールドサーキット マルコ・シモンチェリで行なわれ、初日のセッションは各クラス、ドライコンディションで争われた。

　SBKではトプラク・ラズガットリオグル（BMW）が初日総合トップに立った。ラズガットリオグルはFP1でトップタイム、FP2ではセッション中盤に転倒したこともあり、5番手に止まったが、FP1で記録した1分33秒448で初日総合トップに。

　FP2でトップタイムとなる1分33秒511を記録したニッコロ・ブレガ（ドゥカティ）が総合2番手に続いた。総合3番手に1分33秒913でアルバロ・バウティスタ（ドゥカティ）。

総合4番手に1分33秒921でレミー・ガードナー（ヤマハ）、総合5番手に1分33秒960でアンドレア・イアンノーネ（ドゥカティ）が続き、ガードナーとイアンノーネはFP2でベストラップを記録。FP1で1分34秒008を記録したアレックス・ロウズ（カワサキ）が1分34秒008で総合6番手、総合7番手に1分34秒222でイケル・レクオナ（ホンダ）、総合8番手に1分34秒245でアクセル・バッサーニ（カワサキ）、総合9番手に1分34秒382でサム・ロウズ（ドゥカティ）、総合10番手に1分34秒384でドミニク・エガター（ヤマハ）の順で続いた。

　ジョナサン・レイ（ヤマハ）は1分34秒462で総合14番手。ワイルドカード参戦のミケーレ・ピロ（ドゥカティ）はFP1、FP2共にセッション中に転倒を喫し、1分34秒515で総合16番手となった。


　SSP（スーパースポーツ世界選手権）では、ヤリ・モンテッラ（ドゥカティ）が1分36秒876でポールポジションを獲得。2番手に1分36秒905でステファノ・マンジ（ヤマハ）、3番手に1分37秒489でアドリアン・ウエルタス（ドゥカティ）の順で続いた。
　鳥羽海渡（ホンダ）は1分39秒048で25番手。大久保光はチームと契約を解消したため、今レースには出場していない。

　SSP300（スーパースポーツ300世界選手権）ではダニエル・モヘダ（カワサキ）が1分49秒278でポールポジションを獲得。

　ヤマハR3 bLU cRUワールドカップでは山根昇馬（ヤマハ）が1分53秒515でR3カップ初ポールポジションを獲得。高橋 匠（ヤマハ）はスーパーポールで転倒を喫し、1分55秒237で10番手。

　今シーズンから始まったFIM WCR（ウーマンズ・レーシング世界選手権）では、マリア・エレーラ（ヤマハ）が1分49秒390で初戦ポールポジションを獲得。ミサノ初走行の平野ルナ（ヤマハ）はFPではマシントラブルに見舞われ、26番手に終わったが、スーパーポールでは1分54秒965で23番手。


SBK第4戦エミリアロマーニャ SBK1日目フリー走行総合 リザルト
1 トプラク・ラズガットリオグル（BMW） 1分33秒448 （FP1）
2 ニッコロ・ブレガ（ドゥカティ） 1分33秒511 （FP2）
3 アルバロ・バウティスタ（ドゥカティ） 1分33秒913 （FP2）
4 レミー・ガードナー（ヤマハ） 1分33秒921 （FP2）
5 アンドレア・イアンノーネ（ドゥカティ） 1分33秒960 （FP2）
6 アレックス・ロウズ（カワサキ） 1分34秒008 （FP1）
7 イケル・レクオナ（ホンダ） 1分34秒222 （FP2）
8 アクセル・バッサーニ（カワサキ） 1分34秒245 （FP1）
9 サム・ロウズ（ドゥカティ） 1分34秒382 （FP2）
10 ドミニク・エガター（ヤマハ） 1分34秒384 （FP2）
11 ミシェル･ルーベン･リナルディ（ドゥカティ） 1分34秒417 （FP2）
12 マイケル・ファン・デル・マーク（BMW） 1分34秒436 （FP1）
13 アンドレア・ロカテッリ（ヤマハ） 1分34秒438 （FP2）
14 ジョナサン・レイ（ヤマハ） 1分34秒462 （FP1）
15 ダニロ・ペトルッチ（ドゥカティ） 1分34秒476 （FP2）
16 ミケーレ・ピロ（ドゥカティ） 1分34秒515 （FP1）
17 チャビ・ビエルへ（ホンダ） 1分34秒754 （FP2）
18 ティト・ラバット（カワサキ） 1分34秒794 （FP2）
19 スコット・レディング（BMW） 1分34秒832 （FP2）
20 ギャレット・ガーロフ（BMW） 1分34秒978 （FP1）
21 タラン・マッケンジー（ホンダ） 1分35秒105 （FP2）
22 フィリップ・エッテル（ヤマハ） 1分35秒602 （FP1）
23 ブラッドリー・レイ（ヤマハ） 1分36秒666 （FP2）
24 アダム・ノロディン（ホンダ） 1分37秒399 （FP1）