MotoGP第6戦 カタルニアGP Moto2クラス3日目 決勝結果
2024/05/26
MotoGP第6戦カタルニアGP Moto2クラス3日目、決勝が日曜日、スペイン、バルセロナ-カタルニア・サーキットで行なわれた。日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)から21周で争われた。気温25度、路面温度40度、湿度47%、ヨーロッパ南部らしい青空の広がるドライコンディション。多くの親子連れも見られ、スタンドは満席の観客の中で行なわれた。
ポールポジションスタートのセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)がホールショット。続いてアルベルト・アレナス(カレックス)、アウト側から好スタートでポジションを上げた小椋藍(ボスコスクーロ)、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)、セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)、ダニエル・ムニョス(カレックス)、アロン・カネト(カレックス)、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)、ジョー・ロバーツ(カレックス)のトップ10。
1コーナーでロバーツに押し出されたソムキャット・チャントラ(カレックス)が更にイザン・グエバラ(カレックス)を押し出す形でチャントラとグエバラが転倒。1周目では佐々木も単独で転倒。2周目ではディオゴ・モレイラ(カレックス)とダニエル・ムニョス(カレックス)が10コーナーで転倒。
トップは2周目に入ると、アルデゲールがガルシアの前に出た。3周目でゴンザレスが10コーナーで転倒。5周目には、ロペスがアレナスの前へ、小椋もそれに続き、ボスコスクーロ勢がトップ4独占した。中盤を迎え10周目では、小椋はロペスを抜いて3番手浮上。ロペスは13周目でカネトにも先を越されたが、15周目5コーナーでカネトが転倒。
先頭のアルデゲールはトラックリミットを超えてロングラップペナルティーが科される。14周目でロングラップに入ったアルデゲールは、ロングラップコースで転倒。ガルシアが再びトップとなった。16周目では、11番手スタートから着々と順位を上げたジェイク・ディクソン(カレックス)がロペスを抜いて3番手。
タイヤが苦しくなったガルシアを17周目に小椋が抜くと、残り4周、小椋はそのままトップでチェッカー。2位ガルシア。MTヘルメットMSIチームが前戦フランスGPに続いて、2大会連続ワンツーフィニッシュを決めた。3位はディクソン。小椋は2022年の日本GP以来の優勝。
年間ポイントはガルシアが109ポイントでそのまま1番手、2番手ロバーツ90ポイントに続き、小椋が88ポイントで3番手に着けた。決勝は転倒に終わった佐々木も、徐々にMoto2で戦えるタイムを記録するようになっており、次戦、イタリアGPに期待が膨らむ。
MotoGP 第6戦カタルニアGP Moto2クラス3日目 決勝結果
1 小椋藍(ボスコスクーロ)
2 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)
3 ジェイク・ディクソン(カレックス)
4 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
5 セナ・エイジアス(カレックス)
6 アルベルト・アレナス(カレックス)
7 マルコス・ラミレス(カレックス)
8 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)
9 ジョー・ロバーツ(カレックス)
10 トニー・アルボリーノ(カレックス)
RT 佐々木歩夢(カレックス)
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