全日本RR第3戦SUGO【JSB1000レース1】中須賀克行が好調のPP岡本を下す
2024/05/25
全日本RR第3戦SUGOのJSB1000レース1は中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝した。
好スタートを切ったのは野左根航汰(Astemo HondaDream SI Racing)。岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)が順位を入れ替えながらのトップ争いを挑む。この2台に水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)、中須賀と続く。
2周目突入のストレートでは野左根、岡本、水野が横一線に並ぶ激戦。野左根が首位を守りきる。
3周目に水野が岡本を捕らえて2番手浮上。野左根、水野、岡本、中須賀の順に入れ替わる。中須賀がペースの上がらない岡本を捕らえて3番手に浮上。前の2台を追う。水野はシケイン立ち上がりからのメインストレートで野左根を抜き去りトップに浮上。野左根、中須賀、岡本がぴったりと背後につける。
6周目。息を吹き返した岡本が中須賀の前に出て野左根とサイドbyサイドの2位争いを展開。7周目には水野、岡本、野左根、中須賀の順に入れ替わる。水野と岡本はトップ争いを開始。中須賀はペースが上がらなくなった野左根をかわして単身、前の2台を追う。
9周目に岡本が首位浮上。翌周には水野が首位奪回。その間に中須賀が2台に追いつき3台が団子状態に。水野と岡本は何度も順位を入れ替える激しいトップ争いを展開。そこに中須賀も加わり、そこここで順位が入れ替わる。
16周目。中須賀がトップ浮上。あっという間に水野、岡本を引き離し始める。岡本、水野は2位争いに移行。この争いにけりをつけた岡本は、水野を引き離しながら中須賀との差を詰める。
残り4周。岡本が中須賀の背後にぴたりとつけた。岡本は全力で中須賀のすきをつく。しかしラスト2周。岡本のブレーキングミスで中須賀との差が開く。岡本はこのミスを挽回できないまま、中須賀が連勝を飾った。
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