全日本RR第3戦SUGO【J-GP3予選】尾野弘樹がセッション最後に逆転ポール
2024/05/25
最後の最後でポールポジションをもぎ取った尾野
全日本ロードレース第3戦SUGOのJ-GP3予選は尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)が制した。
30分間のタイムアタック。2周目に1分34秒908と1分34秒台をマークしたのは三谷然(P.MU 7C GALESPEED)。3周目に木内尚汰(Team Plusone)が1分34秒682で逆転。連続アタックを敢行した木内は翌周に1分34秒264とさらに自己タイムを更新。尾野も1分34秒805と1分34秒台にタイムを入れる。1回目のアタックは木内が唯一の1分34秒台前半タイムでトップ。
セッション残り10分を切って2回目のアタック合戦開始。若松怜(JAPAN POST docomo business TP)が1分34秒622と1分34秒台に突入。さらに三谷が1分34秒526とタイム更新。残り5分。若松が1分34秒477と、1分34秒台前半に突入。三谷は1分34秒289で対抗して2番手奪回。
残り3分。木内が1分33秒819と唯一の1分33秒台にタイムを入れる。しかし最後の最後で尾野が1分33秒801と僅差でポールポジションをもぎ取るというドラマチックな予選だった。
J-GP3ポールポジション
尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)
「最終ラップに、これ以上ないくらいのいいポジションにつけられたことで得られた結果だと思っています。今季初ポールなのでうれしいですが、開幕戦、今回のテスト、金曜日のリザルトを考えると、内容的に自分たちは厳しい状況にあります。明日の決勝も楽な展開ではないなと思っています。明日の決勝は、木内選手と若松選手と僕とチームメイトの三谷、この4台のレースになるかなと想定していますが、最後はしっかり前でチェッカーを受けられるようにしたいです。開幕戦は最終ラップに自分のミスで4位に後退したので、明日はそういうミスがないように、優勝を目指して頑張ります」
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