MotoGP第2戦ポルトガルGP Moto3クラス1日目 フリー走行総合結果
2024/03/22
MotoGP第2戦カタールGP Moto3クラス1日目、フリー走行が3月22日金曜日にポルトガル、アウトードロモ・インテルナショナル・アルガルヴェ(通称ポルティマオ・サーキット)で行われた。
日本時間午後6時(現地時間午前9時)から35分間行われるはずだったフリー走行は、昨日の雨などの影響でコースコンディションが悪く、スコット・オグデン(ホンダ)、リカルド・ロッシ(KTM)、ジョシュア・ワットリー(ホンダ)、古里太陽(ホンダ)がコースには出たものの、すぐにピットへ戻り、他のライダーは出走することのないまま、残り12分14秒の時点で赤旗中断。再スタートはなかった。
中止後、コース上は整備車両、オフィシャルによる清掃が入り、セーフティーカーが巡回した。ピットへ戻った古里はインタビューで、前回カタールGPで18番手から3位表彰台を獲得したことに触れられ、カタールの決勝ではチャタリングが出なくなり、結果を残せたと話していた。今大会について聞かれると、このサーキットは難しいが、可能性はあると話していた。
日本時間午後10時15分(現地時間午後1時15分)から35分間で始まったプラクティス1は、気温25度、湿度46%、路面温度31度、曇りのドライコンディション。この頃には、午前のフリー走行時点であったレインスポットはほぼ乾いていたが、昨日の雨の影響で、コースはいつも以上にダスティーな様子だった。
このセッションでは、終始ダビド・アロンソ(CFMOTO)がトップタイムを出し、最終的には12周目に記録した1分47秒202でアロンソが1番手。2番手には、ジョエル・ケルソ(KTM)が入りタイムは15周目の1分47秒239。3番手は、マッテオ・ベルテッレ(ホンダ)が終了間際の15周目で記録した1分47秒881。トップのアロンソと2番手ケルソは僅か0.037秒差だった。
日本人ライダーは、開始10分前には2番手にまで上がった山中琉聖(KTM)が10周目に記録した1分48秒644で12番手。鈴木竜生(ハスクバーナ)は13周目に記録した1分49秒322で20番手。古里は11周目に記録した1分49秒715で23番手となった。
このプラクティス1と明日のプラクティス2の総合タイム15番手以下は予選Q1スタート、14番手まではQ2スタートになる。明日23日土曜日、日本時間午後5時40分(現地時間午前8時40分)から始まるMoto3クラスのプラクティス2も、見逃せない戦いになりそうだ。その後に続く予選と合わせて、日本人ライダー、日本メーカーのホンダの応援が出来るMoto3クラスが楽しみだ。
MotoGP第2戦カタールGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
1 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分47秒202 (P2)
2 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分47秒239 (P2)
3 マッテオ・ベルテッレ (ホンダ) 1分47秒881 (P2)
4 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分47秒997 (P2)
5 リカルド・ロッシ (KTM) 1分48秒039 (P2)
6 フィリッポ・ファリオリ (ホンダ) 1分48秒261 (P2)
7 アンヘル・ピゲラス (ホンダ) 1分48秒327 (P2)
8 スコット・オグデン (ホンダ) 1分48秒347 (P2)
9 ダニエル・オルガド (ガスガス) 1分48秒425 (P2)
10 ステファノ・ネパ (KTM) 1分48秒510 (P2)
12 山中琉聖 (KTM) 1分48秒644 (P2)
20 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分49秒322 (P2)
23 古里太陽 (ホンダ) 1分49秒715 (P2)
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