MotoGP第14戦日本GP Moto3クラス3日目 決勝結果
2023/10/01
MotoGP第14戦日本GP Moto3クラス3日目決勝は、栃木県、モビリティリゾートもてぎ内のツインリンクもてぎで午前12時から17周で行なわれた。気温25度、路面温度33度、湿度78%、雲りのドライコンディション。
スタートはデニス・オンジュ(KTM)、ダニエル・オルガド(KTM)がポールポジションのジャウメ・マシア(ホンダ)の前に出た。ステファノ・ネパ(KTM)、マシア、佐々木歩夢(ハスクバーナ)、イバン・オルトラ(KTM)、ダビド・アロンソ(ガスガス)、ダビド・ムニョス(KTM)、ディオゴ・モレイラ(KTM)と続いた。
3周目には、マシアと佐々木がネパの前に出て、マシアは3周目ファーステストラップ1分57秒085を出す。この辺りから、激しいトップ争い4台と、激しい5番手争いになって行く。4周目では、佐々木がオルガドを抜き、5周目でマシアが佐々木をインから抜く。
残り11周に入り、1コーナーでマシアがオンジュをインから抜いてトップに立つ。佐々木も3コーナーでオンジュを抜き2番手。トップ4台は、マシア、佐々木、オンジュ、オルガドの4人がテイルトゥーノウズで続いた。
残り8周、チャビエル・アルティガス(CFMOTO)が1コーナーでスリップ転倒。残り7周で、オルガドとオンジュは佐々木の前へ。9コーナー、オンジュがスリップダウン。マッテオ・ベルテッレも同じ頃に転倒。
残り6周で、佐々木はオルガドを抜いて2番手。トップのマシアは少しずつ2番手の佐々木とオルガドを離し始める。残り4周で鈴木竜生(ホンダ)が1コーナーでスリップダウン。
ラスト3周、オルガドと佐々木の2番手争いは熾烈を極め、最終ラップ、9コーナーから前に出たオルガドが、最終コーナー縁石でコントロールを失った隙に佐々木が全力でオルガドの前に出て2位でチェッカー。結果、トップはマシアが、前戦インドGPに続いて、ポールトゥーウィンでチェッカーを受けた。2位佐々木、3位オルガド。4位はオルトラと激しく争った結果、ネパ。オルトラが5位。激しかった6位争いは、最終的にムニョス。続いて7位にアロンソ、8位に鳥羽海渡(ホンダ)、9位に山中琉聖(ガスガス)。古里太陽(ホンダ)は12位、鈴木は転倒リタイア。
この結果により、現在年間チャンピオンシップポイントランキングは、マシアが199ポイントでトップ、来期Moto2昇格を決めた佐々木歩夢は193ポイント、トップと6ポイント差で2位。オルガドは190ポイントで3位、アロンソは160ポイントで4位、オンジュは147ポイントで5位、オルトラは145ポイントで6位となり、残り6戦、チャンピオンシップ争いの行方もしっかり見守りたい。
MotoGP第14戦日本GP Moto3クラス3日目 決勝結果
1 ジャウメ・マシア (ホンダ)
2 佐々木歩夢 (ハスクバーナ)
3 ダニエル・オルガド (KTM)
4 ステファノ・ネパ (KTM)
5 イバン・オルトラ (KTM)
6 ダビド・ムニョス (KTM)
7 ダビド・アロンソ (ガスガス)
8 鳥羽海渡 (ホンダ)
9 山中琉聖 (ガスガス)
10 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM)
11 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ)
12 古里太陽 (ホンダ)
13 リカルド・ロッシ (ホンダ)
14 ディオゴ・モレイラ (KTM)
15 ジョエル・ケルソ (CFMOTO)
16 フィリッポ・ファリオリ (KTM)
17 ダビド・アルマンサ (ホンダ)
18 スコット・オグデン (ホンダ)
19 シャリフディン・アズマン (KTM)
20 ジョシュア・ワットリー (ホンダ)
21 ロレンツォ・フェロン (KTM)
22 アナ・カラスコ (KTM)
23 マリオ・アジ (ホンダ)
RT 鈴木竜生 (ホンダ)
RT デニス・オンジュ (KTM)
RT マッテオ・ベルテッレ (ホンダ)
RT チャビエル・アルティガス (CFMOTO)
こんな記事も読まれています