MotoGP第14戦日本GP Moto2クラス3日目 決勝結果
2023/10/01
MotoGP第14戦日本GP Moto2クラス3日目決勝は、栃木県、モビリティリゾートもてぎで、午後1時15分から19周で行なわれた。気温25度、路面温度33度、湿度78%、曇りのドライコンディション。
ポールポジションスタートのソムキャット・チャントラ(カレックス)がホールショットを決めて、ジェイク・ディクソン(カレックス)、アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)、小椋藍(カレックス)、サム・ロウズ(カレックス)、フィリップ・サラッチ(カレックス)、ペドロ・アコスタ(カレックス)が続いた。
2周目、チャントラは後続を少しずつ離しだし、2番手はロペス、3番手に小椋、4番手がディクソンの順に入れ替わった。この周で、チャントラは1分50秒953のラップタイムを出し、2016年にフランコ・モルビデリが記録した1分50秒788のレースラップ記録に迫る速さを記録した。
3周目に入ると、小椋がロペスの前に出て、イデミツ・ホンダチームアジアのワンツー態勢に入った。チャントラはここで1分50秒679のレースラップ最速を記録する。3番手に着けていたロペスには、今大会にロングラップペナルティーが科せられており、5周目でロペスはロングラップへ入り、順位を落とす。
それにより、順位は1番手チャントラ、2番手小椋、3番手アコスタ、4番手ディクソン、5番手サラッチ、6番手ロウズ、7番手ロペス、8番手セルジオ・ガルシア(カレックス)、9番手マニュエル・ゴンザレス(カレックス)、10番手ジョー・ロバーツ(カレックス)の順になり、トップ2と後続は距離を開き続けた。
7周目以降、中盤に入り、14コーナーでロウズが転倒。日本人ライダーの野佐根航汰(カレックス)も10コーナーで転倒。デニス・フォッジャ(カレックス)も転倒。セルジオ・ガルシア(カレックス)も激しくクラッシュするなど、転倒が続いた。
これにより、順位が1番手チャントラ、2番手小椋、3番手アコスタ、4番手ディクソン、5番手サラッチ、6番手ゴンザレス、7番手マルコス・ラミレス(フォワード)、8番手ロペス、9番手トニー・アルボリーノ(カレックス)、10番手アロン・カネト(カレックス)の順になる。終盤に入っても、トップは安定したまま、チャントラがほぼ独走でチェッカーを受けた。2位は小椋、3位アコスタ。日本人ライダーの羽田大河(カレックス)は19位、野佐根はリタイア。
年間チャンピオンシップランキング現在トップのアコスタが、今大会3位に入り16ポイントを獲得して252にポイントを伸ばした。2番手アルボリーノは9位で5ポイントを獲得し202ポイント、3番手ディクソンが4位で13ポイントを獲得し159ポイント。日本人では小椋が2位に入り20ポイント獲得し、95ポイントで10番手に着けている。残り6戦でこのポイントがどう変わるのか、今後も注目したい。
MotoGP第14戦日本GP Moto2クラス3日目 決勝結果
1 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
2 小椋藍(カレックス)
3 ペドロ・アコスタ(カレックス)
4 ジェイク・ディクソン(カレックス)
5 フィリップ・サラッチ(カレックス)
6 マニュエル・ゴンザレス(カレックス)
7 マルコス・ラミレス(フォワード)
8 アロン・カネト(カレックス)
9 ゾンダ・ファン・デン・グールベルグ(カレックス)
10 ダリン・ビンダー(カレックス)
11 トニー・アルボリーノ(カレックス)
12 ジョー・ロバーツ(カレックス)
13 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)
14 イサン・グエバラ(カレックス)
15 バリー・バルタス(カレックス)
16 デニス・フォッジャ(カレックス)
17 バリー・バルタス(カレックス)
18 アルベルト・アレナス(カレックス)
19 羽田大河(カレックス)
20 アルベルト・スーラ(フォワード)
21 セナ・アギウス(ハスクバーナ)
22 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)
23 ショーン・ディラン・ケリー(フォワード)
24 ボルハ・ゴメス(カレックス)
25 ロリー・スキナー(カレックス)
26 マッティア・カサデイ(カレックス)
RT セルジオ・ガルシア(カレックス)
RT デニス・フォッジャ(カレックス)
RT 野佐根航汰(カレックス)
RT サム・ロウズ(カレックス)
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