MotoGP第14戦日本GP MotoGPクラス2日目 スプリント結果
2023/09/30
MotoGP第14戦日本GP MotoGPクラス2日目、スプリントはモビリティーリゾートもてぎ内のツインリンクもてぎで、午後3時に始まった。心配されていた雨は降らず、気温25度、路面温度34度、湿度71%の曇ったドライコンディション。レースは12周。
昨日の予選、ポールポジションを獲得したホルヘ・マルティン(ドゥカティ)が好スタートを決め、ホールショットを奪った。すぐ後ろではジャック・ミラー(KTM)がフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)の前に出て、更にブラッド・ビンダー(KTM)がインからバニャーヤを抜いた。バニャーヤのすぐ後ろにはマルク・マルケス(ホンダ)が着け、その後ろにマルコ・ベゼッキ(ドゥカティ)、ヨハン・ザルコ(ドゥカティ)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)、マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)、アレイシ・エスパロガロ(アプリリア)の順で進む。ビンダーは1周目の時点でミラーを抜き2位に浮上して2周目を迎える。
2周目でザルコがベゼッキを抜き、アレイシ・エスパロガロがジャンアントニオの前に出て、マルティン、ビンダー、ミラー、バニャーヤ、マルク・マルケス、ザルコ、ベゼッキ、アレイシ・エスパロガロ、ジャンアントニオ、ビニャーレスのトップ10になる。
徐々にマルティンとビンダーの差、ビンダーとミラーの差は開く中、残り6周でベゼッキがザルコを抜いて再び6番手に上がる。更に残り5周では、ベゼッキが前を行くマルク・マルケスをインから抜いた直後の膨らんだ隙に、マルク・マルケスとザルコ、更にはアレイシ・エスパロガロがベゼッキの前に出た。ベゼッキはすぐにアレイシ・エスパロガロを抜いて7番手。1番手マルティン、2番手ビンダー、3番手ミラー、4番手バニャーヤ、5番手ザルコ、6番手マルケス、7番手ベゼッキ、8番手ジャンアントニオ、9番手ビニャーレス、10番手ラウル・フェルナンデス(アプリリア)。アレイシ・エスパロガロはマシントラブルでピットイン、リタイアとなった。
残り3周では、ミラーとバニャーヤの3番手争いが激化し、バニャーヤが残り2周に入る前の最終コーナー周辺でミラーを抜き3番手浮上。最終ラップ、マルティンはほぼ独走状態のままトップでチェッカーを受けた。2位ビンダー、3位バニャーヤ。日本人ライダー中上貴晶(ホンダ)は17位でチェッカーを受けた。
この結果により、1位マルティンには12ポイント、2位ビンダーに9ポイント、3位バニャーヤに7ポイント、4位ミラーに6ポイント、5位ザルコに5ポイント、6位ベゼッキに4ポイント、7位マルク・マルケスに3ポイント、8位ジャンアントニオに2ポイント、9位ビニャーレスに1ポイント加算された。これによって年間チャンピオンシップポイントランキングは、現在299ポイントで1位のバニャーヤと291ポイントで2位のマルティンの差がわずか8ポイントに迫った。明日の決勝も見逃せない戦いになりそうだ。
MotoGP 第14戦日本GP MotoGP2日目 スプリント結果
1 ホルヘ・マルティン(ドゥカティ)
2 ブラッド・ビンダー(KTM)
3 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)
4 ジャック・ミラー(KTM)
5 ヨハン・ザルコ(ドゥカティ)
6 マルコ・ベゼッキ(ドゥカティ)
7 マルク・マルケス(ホンダ)
8 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)
9 マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)
10 ラウル・フェルナンデス(アプリリア)
11 ポル・エスパロガロ(ガスガス)
12 アウグスト・フェルナンデス(ガスガス)
13 ジョアン・ミル(ホンダ)
14 ミゲール・オリベイラ(アプリリア)
15 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)
16 フランコ・モルビデリ(ヤマハ)
17 中上貴晶(ホンダ)
18 カル・クラッチロー(ヤマハ)
19 ミケーレ・ピロ(ドゥカティ)
20 ステファノ・ブラドル(ドゥカティ)
NC アレイシ・エスパロガロ(アプリリア)
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