全日本RR第6戦オートポリス【ST600予選】唯一の1分52秒台を出した長尾健吾がPP
2023/09/02
全日本ロードレース第6戦オートポリスのST600クラスは長尾健吾(TBB TEAMKENKEN YTch)がポールポジションを獲得した。
3カ月半という長いインターバルを経たST600クラス。予選は20分間という厳しいスケジュールだった。
セッション開始早々に1分52秒705をマークしてリーダーボードのトップに躍り出た長尾。一方、前戦SUGOラウンドで優勝の阿部恵斗(51GARAGE kupu Racing YAMAHA)は3番手タイムを出した後に転倒。阿部のチームメイト西村硝(51GARAGE kupu Racing YAMAHA)が1分53秒127と2番手に食い込む。
タイヤ使用制限と20分という短い時間設定が相まってセッション後半は淡々とした時間が流れた。
残り2分。転倒車があり赤旗中断となる。
その後5分間という短い時間が設定されて各車コースイン。しかしこの短い時間でタイム更新できるものはおらず、唯一の1分52秒台をマークした長尾がそのままポールポジション獲得。「オートポリスでは一昨年以来2回目」と顔をほころばせた。
予選1位/長尾健吾(TBB TEAMKENKEN YTch)
「セッションが始まる前にヘルメットをかぶったら、鈴鹿8耐の湿気が残っていて視界が確保できなかった。シールドを替えるために時間を使ってしまったから走り始めが遅くなりました。ここのサーキットは新品タイヤのグリップを使わないと厳しいのですが、予想どおりのタイムが出ました。決勝に向けて手応えはあります。オートポリスは一筋縄ではいかないが、優勝を目指して頑張ります」
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