全日本RR第6戦オートポリス【JSB1000予選】レース1は岡本、レース2は中須賀がポールポジション
2023/09/02
全日本ロードレース選手権第6戦オートポリスの予選は岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)が制した。
2週間のインターバルを経ての開催。土曜日午前中に30分間の予選アタック、午後には15周のレース1が行なわれる忙しい一日となった。
曇天の下のタイムアタック。まずは岡本が1分49秒317でトップ浮上。3周目に1分48秒686で中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)で逆転。セッション開始から10分ほどで岡本が1分48秒451でリーダーボードのトップに再浮上。中須賀は1分48秒543と自身のタイムを更新して岡本を追う。岡本は1分47秒451、1分47秒323と1分47秒台にタイムを入れ、さらに少しずつタイムを削って逃げる。
残り10分を切り亀井雄大(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)が1分48秒287で2番手浮上、それを津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)が1分48秒054で2番手の座を奪うなど激しい展開。
残り5分。中須賀が1分47秒342とて#3 岡本に0.019秒差に迫る。しかし再逆転ならず、岡本がレース1は今季2度目のポールポジションを獲得。セカンドタイムでは中須賀に軍配が挙がり、明日のレース2のポールポジションを獲得。このヤマハファクトリーチーム二人のみが1分37秒台という予選だった。
レース1ポールポジション
岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)
「事前テストと昨日は午前中の1本しか走れていないので、感じとしてはもう少しタイムを詰められそうでしたが、思ったより詰められませんでした。想定タイムには届かなかったのですが、ひとまず前回のテストと金曜日のタイムは更新できたので、そこはよかったかなと思います」
レース2ポールポジション
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「自分の中では事前テストからアベレージタイムも一発タイムも詰めることができました。今回一発タイムでは岡本選手に負けましたがほぼ同じようなタイムだし、アベレージタイムも同じようなところにいるので、いいレースができるんじゃないかなと思っています」
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