MotoE第7戦 カタルニアGP 1日目予選結果
2023/09/02
MotoE第7戦 カタルニアGP1日目予選Q1は、スペイン、バルセロナ-カタルニアサーキットで9月1日金曜日午後4時15分から15分間行なわれた。Q1には、フリー走行総合10番手以下のライダーが出場する。晴れたドライコンディションで湿度56%、気温29度、路面温度47度で執り行われた。1番手に入ったのは1分48秒928でエリック・グラナド(ドゥカティ)。2番手は、1分49秒169でケビン・ザンノーニ。以上2名はそのままQ2へ参加できた。3番手は、ザンノーニと0.181秒差でランディー・クルメンナッハ(ドゥカティ)。日本人ライダーの大久保光(ドゥカティ)は、タイム計測に入る2周目で転倒したため、タイムが残らなかった。
Q2は、気温28度、路面温度46度、湿度67%、晴れたドライコンディションで15分間行なわれた。地元、スペイン人のジョルディ・トーレス(ドゥカティ)が、マッティア・カサデイ(ドゥカティ)やマッテオ・フェラーリ(ドゥカティ)のホームレースとなるミサノでは、彼らに苦しめられるに違いない。だから、その前に自分のホームレースで前に出ているのが重要だと事前カンファレンスで語っていた通り、ポールポジションを獲得した。
ブラジル人ライダーのグラナドが、ピットレーンからQ2残り半分を始めようと1コーナーへ入った時に、マシンがおかしな動きをして、激しいハイサイドとなって転倒したことが、Q2結果には大きな影響を与えた。トーレスは、Q2で早めにタイムを叩き出していたお陰で、セクター1のイエローフラッグの影響を受けることがなかった。トーレスの1分48秒731というトップタイムは2周目に出している。
15ポイント差で現在ポイントランキング2位のカサデイは、フリー走行では1番手のタイムを出したが、イエローフラッグの影響を受け、1分48秒824で2番手。3番手は1分48秒926でアンドレア・マントヴァーニ(ドゥカティ)、4番手1分48秒971でグラナドに続いて2番手となってQ1から参加したケビン・ザンノーニ、5番手は前回のMotoEバルセロナ勝者ミケール・ポンス、1分49秒004。6番手にカサデイと1ポイント差でチャンピオンシップリーダーのトーレスを追うフェラーリが1分49秒104で入った。
MotoE唯一の日本人ライダー大久保は、現在62ポイントを獲得してポイントランキングは13位。転倒による怪我など影響なく、今後も活躍できることが願われる。
MotoE第11戦カタルニアGP 1日目予選総合結果
1 ジョルディ・トーレス (ドゥカティ) 1分48秒731 (Q2)
2 マッティア・カサデイ (ドゥカティ) 1分48秒824 (Q2)
3 アンドレア・マントヴァーニ (ドゥカティ) 1分48秒926 (Q2)
4 ケビン・ザンノーニ (ドゥカティ) 1分48秒971 (Q2)
5 ミケール・ポンス (ドゥカティ) 1分49秒004 (Q2)
6 マッテオ・フェラーリ (ドゥカティ) 1分49秒104 (Q2)
7 エクトル・ガルソ (ドゥカティ) 1分49秒236 (Q2)
8 ニコラス・スピネッリ (ドゥカティ) 1分49秒284 (Q2)
9 アレッサンドロ・ザッコーネ (ドゥカティ) 1分49秒470 (Q2)
NC エリック・グラナド (ドゥカティ)
11 ランディ・クルメンナッハ (ドゥカティ) 1分49秒350 (Q1)
12 オスカー・グティエレス (ドゥカティ) 1分49秒511 (Q1)
13 アレッシオ・フィネッロ (ドゥカティ) 1分49秒877 (Q1)
14 ケビン・マンフレディ (ドゥカティ) 1分50秒337 (Q1)
15 ミカ・ペレス (ドゥカティ) 1分50秒552 (Q1)
16 マリア・エレーラ (ドゥカティ) 1分51秒398 (Q1)
NC 大久保光 (ドゥカティ)
NC ティト・ラバト (ドゥカティ)
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