全日本RR第5戦もてぎ2&4【JSB1000決勝】水野涼との一騎打ちを中須賀克行が制す
2023/08/20
「後半戦の初戦をきちんと勝ち切れたし、いいバトルができてよかった」と中須賀
優勝
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「赤旗が出て少し周回数が減りましたが、日曜日が一番暑くて厳しいレースになりました。自分なりにペースを上げて走りましたが、集団が崩れなかったのできつかったです。自分はタンクが軽くなってからの方がバイクのバランスがよかったので、そこまでは我慢して走り、バトルしてるうちに余力ができてきました。何度も危ないシーンはありましたが、最後までしっかり踏ん張ることができました。僕たちは8耐には出ていないけど、夏の間にトレーニングをしてきたことが間違っていなかったと確認できました。後半戦の初戦をきちんと勝ち切れたし、いいバトルができてよかったです」
「次戦オートポリスは地元のコースで、毎年たくさん応援していただきます。オートポリスは相性もいいし、みんなの応援を力にかえていいレースができるように集中して頑張ります」
2位
水野涼(Astemo HondaDream SI Racing)
「今週は金曜日に走ることができず、昨日の予選から今日のレースも使ってセッティングするくらいで、余裕がありませんでした。なので、後ろについて走り、仕掛けるタイミングにあるときに仕掛けるというくらいしかできませんでした。途中トップに出られたことはよかったのですが、トップに出ても自分にはペースがありませんでした。中須賀選手の前で走ることにもプレッシャーがあってリズムを崩してしまいました。前半戦のことを考えると、暑いもてぎでヤマハの中須賀選手たち、津田選手とバトルできたことはチームの成長を感じられます。ただ、一番は勝ちたい。後半戦はいいバトルができるように頑張ります」
3位
津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)
「最初は中須賀選手のペース食らいついていくことができましたが、自分のペースが落ちることは分かっていました。水野選手と岡本選手に抜かれて、後ろについていきましたが、タイヤが厳しくなって我慢して走ることしかできませんでした。でもいつもとは違う展開にしたいと思っていたので、その点では思いどおりに進めることができました。チームとしてはJSBクラスは今季からなので、表彰台獲得は大事なことです。ここからさらにステップアップできるよう、データを集めて集中していきたいです」
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