アントネッリが今季初ポール獲得 (MotoGP第11戦チェコGP Moto3 予選)
2015/08/16
MotoGP第11戦チェコGP、Moto3クラスは、チェコのブルノサーキットで2日目の予選を行ない、ニッコロ・アントネッリ(ホンダ)が2分07秒667でポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの予選は気温31度、路面温度43度のドライコンディションで争われた。開始7分すぎにホルヘ・ナバーロ(ホンダ)がリーダーボードのトップに立つが、すぐにエフレン・バスケス(ホンダ)がファステストを更新してセッション序盤のトップをキープする。開始19分すぎにファビオ・クアルタラーロ(ホンダ)がファステストを更新。クアルタラーロは2周連続でファステストを記録する。開始24分すぎにはダニー・ケント(ホンダ)がトップに立ち、各ライダー、セッション終盤のアタックに臨む。
セッション終盤のアタックはコース上が混雑しており、クリアラップが取りにくい状態で、その中から残り5分を切ったところでナバーロが2分07秒700を記録してトップに立つ。フリー走行3回目でトップタイムを記録していたケントは混雑するコースとマークしてくるライダーに苦戦。最後のアタックにかけたケントだが、チェッカーが振られた直後にアントネッリ(ホンダ)が2分07秒667を記録。ケントも最後のアタックで自己ベストを更新する2分07秒669を記録したものの、1000分の2秒及ばず、アントネッリが今シーズン初、グランプリ通算2回目のポールポジションを獲得した。2番手にケント、3番手に2分07秒700でホルヘ・ナバーロ(ホンダ)。
クアルタラーロは2分07秒815で4番手、5番手に2分07秒886でアレックス・マスボー(ホンダ)、6番手に2分08秒115でブラッド・ビンダー(KTM)、7番手に2分08秒116でカレル・ハニカ(KTM)、8番手に2分08秒283でエフレン・バスケス(ホンダ)、9番手に2分08秒322でホルヘ・マルティン(マヒンドラ)、10番手に2分08秒420でジョン・マクフィー(ホンダ)の順で続いた。
尾野 弘樹(ホンダ)は2分08秒645で12番手、鈴木 竜生(マヒンドラ)はセッション序盤に2分08秒856を記録しトップ10圏内につけていたものの、2回目のコースインの2周目に3コーナーで転倒、足を負傷し、メディカルセンターに運ばれたため走行を続行することができず、転倒時には8番手につけていたものの14番手となった。
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