MotoGP第4戦スペインGP Moto2 決勝
2023/04/30
MotoGP第4戦スペインGP、MotoGP2クラスは、スペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで天候は曇り、気温26度、路面温度33度というコンディションで行なわれた。
第4戦からレギュラーライダーとして初戦を迎える予定だったアレックス・エスクリグ(MVアグスタ)は、開幕戦前に負った怪我の影響が出てしまい、決勝レースを欠場している。21周で行なわれた決勝は、アコスタがスタートを決めトップで1コーナーへ。10番グリッドスタートのトニー・アルボリーノ(カレックス)も好スタートを決め、4位まで浮上する。逃げたいアコスタに対し、スタートでトップの座を奪われたサム・ロウズ(カレックス)がオープニングラップの最終コーナーでトップを奪い返す。
先頭のロウズと2位アコスタがファステストラップを更新しながら3位アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)との差が徐々に拡がっていく。その後方では、3周目の最終コーナーで小椋 藍(カレックス)がアルボリーノをオーバーテイクし4位に浮上。6周目に一度は小椋の前に出たアルボリーノだったが、8周目の6コーナーで再び小椋が前に立ち、3位ロペスを追う。しかし13周目の1コーナーで再び小椋のインに入ったアルボリーノのリアタイヤに小椋のフロントタイヤが接触し小椋が転倒。表彰台も見えていただけに痛恨のリタイアとなってしまった。
オープニングラップでアコスタからトップの座を奪い返したロウズは、最終的に2位のアコスタに対し3秒近い差をつけ、独走で今季初優勝、自身通算10勝目の節目のレースとなった。2位にはアコスタが入り、ランキングトップのアルボリーノが4位でレースを終えた為、ランキングは同ポイントで並んでいる。3位にロペスが入り、地元スペイン人2名が表彰台に上がっている。4位アルボリーノ、5位アロン・カネト(カレックス)、6位ジェイク・ディクソン(カレックス)、7位ソムキャット・チャントラ(カレックス)、8位アルベルト・アレナス(カレックス)、9位フィリップ・サラッチ(カレックス)、10位フェルミン・アルデゲール(ボスコスクロ)、11位セルジオ・ガルシア(カレックス)、12位マニュエル・ゴンサレス(カレックス)、13位バリー・バルタス(カレックス)14位ジョー・ロバーツ(カレックス)、15位ルーカス・トゥロビッチ(カレックス)。
小椋はアルボリーノとの接触により転倒リタイア、Moto2クラス3戦目となった南本宗一郎(カレックス)は26位で3戦連続完走を果たしている。
第4戦スペインGP Moto2クラス決勝結果
1 サム・ロウズ(カレックス)
2 ペドロ・アコスタ(カレックス)
3 アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)
4 トニー・アルボリーノ(カレックス)
5 アロン・カネト(カレックス)
6 ジェイク・ディクソン(カレックス)
7 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
8 アルベルト・アレナス(カレックス)
9 フィリップ・サラッチ(カレックス)
10 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクロ)
11 セルジオ・ガルシア(カレックス)
12 マニュエル・ゴンサレス(カレックス)
13 バリー・バルタス(カレックス)
14 ジョー・ロバーツ(カレックス)
15 ルーカス・トゥロビッチ(カレックス)
16 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
17 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
18 デニス・フォッジャ(カレックス)
19 ボルハ・ゴメス(カレックス)
20 セナ・アギウス(カレックス)
21 マルコス・ラミレス(フォワード)
22 イサン・グエバラ(カレックス)
23 ゾンタ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)
24 ローリー・スキナー(カレックス)
25 ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
26 南本宗一郎(カレックス)
NCR 小椋 藍(カレックス)9laps
NCR ショーン・ディラン・ケーリー(カレックス)14laps
NCR セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)20laps
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