SBKヘレステスト2日目
2023/01/27
スペインのヘレスサーキットで行なわれていたSBK(スーパーバイク世界選手権)のテストは2日間の日程を終えた。
2日目もトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)が1分38秒269でトップに立った。ラズガットリオグルは午前中に13コーナー(最終コーナー)で転倒を喫したが、トータル61周を回り、午後にソフトタイヤを履いてアタック。38周目にヘレスのオールタイムレコードに迫る1分38秒269を記録し、2日間総合トップでテストを終えた。
2番手に1分38秒352でジョナサン・レイ(カワサキ)が続いた。レイはトータル56周を回り、残り1時間となった53周目にトップのラズガットリオグルとは0秒083差の1分38秒352を記録。
3番手に1分38秒449でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が続いた。バウティスタは改良型のマフラーとウイングレットの2023年型バニガーレV4Rのセットアップを重ねながら86周を周回。65周目に1分38秒449を記録。2022年のランキング上位3人のライダーが僅差で上位につけ、2023年もこの3人の争いとなりそうだ。
バウティスタのチームメイトのマイケル・リナルディ(ドゥカティ)が1分38秒646で4番手に、レイのチームメイトのアレックス・ロウズ(カワサキ)が1分39秒175で5番手に続き、SBKルーキーのドミニク・エガター(ヤマハ)が1分39秒193で6番手につけた。
7番手に1分39秒280でアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)、8番手に1分39秒311でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、9番手に1分39秒337でイケル・レクオナ(ホンダ)、10番手に1分39秒464でレミー・ガードナー(ヤマハ)の順で続き、ロリス・バズ(BMW)は1分39秒517でBMW勢トップの11番手に、スコット・レディング(BMW)が1分39秒710で12番手、チャビ・ビエルへ(ホンダ)は1分39秒860で13番手にとなった。
SSP(スーパースポーツ世界選手権)ではニッコロ・ブレーガ(ドゥカティ)が1分41秒685で2日連続のトップタイム。総合トップでテストを終えた。2番手に1分41秒858でジャン・オンジュ(カワサキ)、3番手に1分42秒012でフェデリコ・カリカスロ(ドゥカティ)の順で続いた。
岡谷 雄太(カワサキ)は2日目の大半をトランスポンダーなしで走行しtが、セッション終盤の約30分ほどトランスポンダーを搭載して13周を回ると、1分46秒225を記録した。
SBKヘレステスト 2日目
SBK
1 トプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ) 1分38秒269 (38/61)
2 ジョナサン・レイ(カワサキ) 1分38秒352 (53/56)
3 アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) 1分38秒449 (65/86)
4 マイケル・リナルディ(ドゥカティ) 1分38秒646 (67/67)
5 アレックス・ロウズ(カワサキ) 1分39秒175 (75/79)
6 ドミニク・エガター(ヤマハ) 1分39秒193 (70/71)
7 アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) 1分39秒280 (51/69)
8 ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ) 1分39秒311 (52/54)
9 イケル・レクオナ(ホンダ) 1分39秒337 (58/68)
10 レミー・ガードナー(ヤマハ) 1分39秒464 (70/76)
11 ロリス・バズ(BMW) 1分39秒517 (61/61)
12 スコット・レディング(BMW) 1分39秒710 (62/71)
13 チャビ・ビエルへ(ホンダ) 1分39秒860 (77/79)
14 フィリップ・エッテル(ドゥカティ) 1分40秒023 (70/77)
15 ギャレット・ガーロフ(BMW) 1分40秒101 (41/52)
16 マイケル・ファン・デル・マーク(BMW) 1分40秒221 (74/77)
17 トム・サイクス(カワサキ) 1分40秒750 (33/36)
18 ロレンツォ・バルダッサーリ(ヤマハ) 1分40秒975 (29/65)
19 フローリアン・マリーノ 1分41秒553 (38/52)
20 オリバー・クーニッヒ(カワサキ) 1分41秒595 (18/63)
SSP
1 ニッコロ・ブレーガ(ドゥカティ) 1分41秒685 (24/69)
2 ジャン・オンジュ(カワサキ) 1分41秒858 (46/72)
3 フェデリコ・カリカスロ(ドゥカティ) 1分42秒012 (58/68)
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