SBK（スーパーバイク世界選手権）第11戦インドネシアラウンドが、インドネシアのマンダリカ・ストリートサーキットで行なわれ、アルバロ・バウティスタ（ドゥカティ）が初日総合トップに立った。

　初日のセッションはFP1、FP2共にドライコンディションで行なわれ、路面温度は午前中のFP1で53度、午後のFP2では61度まで上がる、暑いコンディションの中での走行となり、全員がFP2で初日のベストタイムを記録した。

　FP1を3番手で終えたバウティスタは、転倒者による赤旗で2回の中断があったFP2のセッション終盤に1分33秒626を記録。FP1でトップタイムを記録していたトプラック・ラズガットリオグル（ヤマハ）FP2で記録したが1分34秒088で続き、タイトルを争う二人が初日から上位を占めた。

　総合3番手に1分34秒590でマイケル・リナルディ（ドゥカティ）が続き、ランキング3位でバウティスタとラズガットリオグルを追うジョナサン・レイ（カワサキ）はFP1では8番手に止まったが、FP2では1分34秒595でセッション4番手、総合でも4番手で初日を終えた。

　総合5番手に1分34秒843でギャレット・ガーロフ（ヤマハ）、総合6番手に1分34秒871でチャビ・フォレス（ドゥカティ）、総合7番手に1分34秒941でアンドレア・ロカテッリ（ヤマハ）、総合8番手に1分35秒022でチャビ・ビエルへ（ホンダ）、総合9番手に1分35秒139でアクセル・バッサーニ（ドゥカティ）、総合10番手に1分35秒213でスコット・レディング（BMW）の順で続き、野左根 航汰（ヤマハ）はFP1を21番手、FP2を17番手で終え、FP2で記録した1分37秒088で総合17番手で初日を終えた。


　SSP（スーパースポーツ世界選手権）では、ニッコロ・ブレーガ（ドゥカティ）が1分38秒004で初日総合トップに立った。

　総合2番手に1分38秒227でラファエル・デ・ローサ（ドゥカティ）、総合3番手に1分38秒249でフェデリコ・カリカスロ（ドゥカティ）の順で続き、FP1でトップタイムを記録したステファノ・マンジ（トライアンフ）はFP2ではセッション6番手に終わり、1分38秒568で総合6番手に。

　タイトルを争うドミニク・エガター（ヤマハ）とロレンツォ・バルダッサーリ（ヤマハ）の二人は、ランキング2位のバルダッサーリが1分38秒839で総合8番手、エガターは1分38秒912で総合9番手で初日を終えた。

SBK第11戦インドネシア SBK1日目フリー走行総合 リザルト
1 アルバロ・バウティスタ（ドゥカティ） 1分33秒626 （FP2）
2 トプラック・ラズガットリオグル（ヤマハ） 1分34秒088 （FP2）
3 マイケル・リナルディ（ドゥカティ） 1分34秒590 （FP2）
4 ジョナサン・レイ（カワサキ） 1分34秒595 （FP2）
5 ギャレット・ガーロフ（ヤマハ） 1分34秒843 （FP2）
6 チャビ・フォレス（ドゥカティ） 1分34秒871 （FP2）
7 アンドレア・ロカテッリ（ヤマハ） 1分34秒941 （FP2）
8 チャビ・ビエルへ（ホンダ） 1分35秒022 （FP2）
9 アクセル・バッサーニ（ドゥカティ） 1分35秒139 （FP2）
10 スコット・レディング（BMW） 1分35秒213 （FP2）
11 アレックス・ロウズ（カワサキ） 1分35秒265 （FP2）
12 ルーカス・マヒアス（カワサキ） 1分35秒414 （FP2）
13 フィリップ・エッテル（ドゥカティ） 1分35秒610 （FP2）
14 イケル・レクオナ（ホンダ） 1分35秒766 （FP2）
15 マイケル・ファン・デル・マーク（BMW） 1分36秒331 （FP2）
16 ユージン・ラバティ（BMW） 1分36秒948 （FP2）
17 野左根 航汰（ヤマハ） 1分37秒088 （FP2）
18 ロリス・バズ（BMW） 1分37秒156 （FP2）
19 レアンドロ・メルカド（ホンダ） 1分37秒346 （FP2）
20 カイル・スミス（カワサキ） 1分37秒790 （FP2）
21 ハフィス・シャリン（ホンダ） 1分38秒249 （FP2）
22 オリバー・クーニッヒ（カワサキ） 1分39秒095 （FP2）