SBK(スーパーバイク世界選手権)第10戦セパンラウンドは、マレーシアのセパンサーキットで1日目のフリー走行を行ない、ワイルドカード参戦のマックス・ビアッジ(アプリリアレーシングチーム)が2分04秒823で初日総合トップに立った。
初日は午前中のフリー走行1回目はドライコンディションで行なわれたが、午後のフリー走行2回目は雨に見舞われ、各ライダー、ウエットでの確認程度の周回数に留まった。
ビアッジは1回目のセッション序盤からリーダーボードのトップをキープし、そのままトップでセッションを完了。ウエットの2回目は3周に留まった。
総合2番手に2分04秒972でチャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)。デイビスは1回目2番手、ウエットの2回目ではわずか2周しかしなかったものの、セッショントップタイムを記録した。
総合3番手に2分05秒382でジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)、総合4番手に2分05秒491でトム・サイクス(カワサキレーシングチーム)が続いたが、カワサキの二人はウエットの2回目は走行を見合わせた。
総合5番手に2分05秒533でレオン・ハスラム(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)、総合6番手に2分05秒623でジョルディ・トーレス(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)が続き、鈴鹿8耐から連戦となるアレックス・ロウズ(ボルトコム・クレセント・スズキ)が2分05秒806で総合7番手に。ロウズはウエットの2回目ではセッション2番手につけた。チームメイトのランディ・ド・ピュニエ(ボルトコム・クレセント・スズキ)が2分05秒920で総合8番手。総合9番手に2分05秒961でシルバン・ギュントーリ(パタ・ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)、総合10番手に2分05秒986でマイケル・ファン・デル・マーク(パタ・ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)の順で続いた。
ダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)は前戦アメリカの決勝第2レースで負傷、今レースは欠場となる。
WSS(スーパースポーツ世界選手権)クラスでも午前中のフリー走行1回目はドライコンディション、午後の2回目はウエットコンディションとなり、1回目セッショントップの2分09秒235を記録したロレンツォ・ザネッティ(MVアグスタ・レパルトコルセ)が初日トップに立ち、2番手に2分09秒338でジュール・クルゼール(MVアグスタ・レパルトコルセ)、3番手に2分09秒710でパトリック・ヤコブセン(コア モータースポーツ タイランド)の順で続いた。