全日本RR第6戦オートポリス【J-GP3予選】木内尚汰が今季3回目のポールポジションを獲得
2022/08/27
「しっかり考えながら完走したい」と木内
全日本ロードレース第6戦オートポリスJ-GP3予選は木内尚汰(Team Plusone)が予選を制した。
事前テストは悪天候に見舞われた。特別走行が行なわれたウイーク直前の金曜日も、午後は霧雨が舞う時間帯があった。
土曜日の予選日は、雲が多いものの、秋の香りも漂うレース日よりとなった。35分間のタイムアタックで争われたグリッド。セッション開始10分ほどで木内尚汰(Team Plusone)が1分57秒696と真っ先に1分57秒台をマーク。
残り10分を切り、木内は1分57秒184と自身のタイムを更新。圧倒的な速さをみせる。結局、ほかに1分57秒台にタイムを入れる者はなく、木内が今季3回目のポールポジションを獲得。2番手に1分58秒150で上原大輝(Team Plusone)がつけ、チームプラスワンが予選ワンツー。ポイントリーダーの尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)は3番手タイムでフロントロウを死守した。
木内は会見で「1分56秒台に入れたかったのに入りませんでした。目標には届かなかったけれど、うれしいです。アベレージに自信がないから決勝は逃げ切れないと思うのですが、しっかり考えながらSUGOラウンド(転倒、リタイア)のようにならないように、完走できればいいと思います」と語った。
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