全日本RR第6戦オートポリス【JSB1000予選】中須賀克行が後半のアタック合戦を制する
2022/08/27
全日本第6戦オートポリスのJSB1000クラス予選は中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が制した。
朝から好天に恵まれた予選日。JSB1000クラスの予選が行なわれた午後には、強い日差しが路面温度を上げていた。
45分間のタイムアタック。セッション開始早々に中冨伸一(WaveinnR)の転倒で赤旗中断。5分ほどですぐに再開。直後に岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)が1分48秒373でリーダーボードのトップに浮上。榎戸育寛(SDG Honda Racing)が1分48秒943で追いかける。榎戸はシーズン前半をST車両で戦ってきたが、今大会は欠場の名越哲平(SDG Honda Racing)のJSBマシンで参戦している。
さらなるタイムアタック合戦が始まるかと思われた直後に、こともあろうか岡本が転倒。2度目の赤旗が出される。
オイル処理の後、セッションリスタート。中須賀が1分48秒990をマークして3番手に浮上。続いて亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)が1分48秒904で2番手浮上。
セッション残り10分を切ったところでアタック合戦が激しくなってきた。まずは渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)が1分48秒758で2番手浮上。連続アタックを敢行した渡辺一樹は1分48秒748と自身のタイムを更新するも、岡本のタイムには届かない。今度は榎戸が1分48秒656と2番手奪取。直後に中須賀が1分48秒150をマークして一気にトップ浮上。榎戸も1分48秒600と自身のタイムを更新するも3番手にとどまる。
タイムアタックはここまでで終了。中須賀のポールポジション獲得が決定。岡本が2番手でヤマハファクトリーが予選ワンツー。榎戸は3番手フロントロウ獲得となった。
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