MotoGP第12戦イギリスGP Moto3決勝
2022/08/08
MotoGP第12戦イギリスGP、Moto3クラスは、イギリスのシルバーストンサーキットで決勝レースを行ない、デニス・フォッジア(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温20度、路面温度37度のドライコンディションの下、17周で争われた。
序盤から20名ほどのライダーによる大きなトップ集団での競り合いが続き、デニス・オンジュ(KTM)、フォッジア、イサン・グエバラ(ガスガス)、鈴木 竜生(ホンダ)とレースリーダーが次々に変わりながら周回を重ねて行く。
レース中盤の9周目あたりでフォッジアがトップ集団を抜け出したかに見えたが、すぐに集団に飲み込まれ、レース終盤に入っても大きな集団による接戦が展開される。
残り2周となった16周目の13コーナーでトップ集団の中から佐々木 歩夢(ハスクバーナ)がセルジオ・ガルシア(ガスガス)に接触転倒し、両者リタイアとなる。さらに最終ラップにはイバン・オルトラ(KTM)がオンジュに接触して転倒、ゲバラが巻き込まれて転倒し両者リタイアとなる。さらに終盤までトップ集団につけていた鈴木も、最終ラップに転倒リタイアに終わった。
最後はフォッジア、オンジュ、21番グリッドからスタートし、追い上げてきたジャウメ・マシア(KTM)の表彰台争いとなったが、フォッジアが逃げ切って今シーズン2勝目を記録。僅差の2位にマシアが入賞。3位にオンジュが続き、今シーズン初表彰台を獲得した。
序盤からトップ集団の後方で周回を重ねた鳥羽 海渡(KTM)が、終盤にポジションを上げて4位でゴール。5位にステファノ・ネパ(KTM)、6位にディエゴ・モレイラ(KTM)、7位にジョン・マクフィー(ハスクバーナ)の順で続き、フロントロウスタートの山中 琉聖(KTM)は序盤は先頭争いに加わったものの後退、8位に入賞した。9位にアンドレア・ミーニョ(ホンダ)、10位にカルロス・タタイ(CFMOTO)が入賞。古里 太陽(ホンダ)は18位でチェッカーを受けた。
チャンピオンシップ争いではリタイアに終わったもののガルシアがランキングトップをキープ。グエバラがランキング2位と変わらない。優勝したフォッジアはランキング3位と変わらないものの、トップとの差を42ポイントに縮めた。
MotoGP第12戦イギリスGP Moto3クラス決勝結果
1 デニス・フォッジア(ホンダ)
2 ジャウメ・マシア(KTM)
3 デニス・オンジュ(KTM)
4 鳥羽 海渡(KTM)
5 ステファノ・ネパ(KTM)
6 ディエゴ・モレイラ(KTM)
7 ジョン・マクフィー(ハスクバーナ)
8 山中 琉聖(KTM)
9 アンドレア・ミーニョ(ホンダ)
10 カルロス・タタイ(CFMOTO)
11 チャビエル・アルティガス(CFMOTO)
12 スコット・オグデン(ホンダ)
13 ロレンソォ・フロン(ホンダ)
14 リカルド・ロッシ(ホンダ)
15 アドリアン・フェルナンデス(KTM)
16 エリア・バルトリーニ(KTM)
17 マリオ・アジ(ホンダ)
18 古里 太陽(ホンダ)
19 アルベルト・スーラ(ホンダ)
20 ニコラ・カラーロ(KTM)
21 ジョシュア・ワットリー(ホンダ)
22 マルク・ガルシア(KTM)
23 アナ・カラスコ(KTM)
R ダニエル・オルガド(KTM)
R イバン・オルトラ(KTM)
R ダビド・ムニョス(KTM)
R 鈴木 竜生(ホンダ)
R イサン・グエバラ(ガスガス)
R セルジオ・ガルシア(ガスガス)
R 佐々木 歩夢(ハスクバーナ)
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