MotoGP第8戦イタリアGP MotoGP決勝
2022/05/30
MotoGP第8戦イタリアGP、MotoGPクラスは、イタリアのムジェロサーキットで決勝レースを行ない、フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)が優勝した。
MotoGPクラスの決勝レースは気温22度、路面温度36度のドライコンディションの下、23周で争われた。
序盤をリードしたのはマルコ・ベゼッキ(ドゥカティ)とルカ・マリーニ(ドゥカティ)。ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)、アレイシ・エスパロガロ(アプリリア)、バニャーヤが続き、トップ争いを展開する。
バニャーヤは5周目に2番手に浮上すると、9周目の1コーナーでトップに浮上。11周目にはクアルタラロが2番手に上がり、バニャーヤを追う。トップ争いはこの二人が抜け出し、終盤まで1秒前後の差で周回を重ねるが、バニャーヤが逃げ切り、今シーズン2勝目を達成。ホームレースのムジェロではMotoGPクラス初優勝を達成した。
クアルタラロは最後までバニャーヤを追ったが、0秒635差の2位に入賞。ランキングトップをキープした。
3番手争いを抜け出したアレイシ・エスパロガロが4戦連続、今シーズン5回目の表彰台となる3位に入賞。
終盤に追い上げたヨハン・ザルコ(ドゥカティ)が4位に続き、ベゼッキが5位に入賞し、MotoGPベストリザルトを獲得。マリーニが6位に続き、今シーズンベストリザルトを獲得。
7位にブラッド・ビンダー(KTM)が続き、中上 貴晶(ホンダ)は序盤からセカンドグループの接戦に加わり、16周目に8番手に上がり、ホンダ勢トップとなる8位でゴール。9位にミゲール・オリベイラ(KTM)、10位にマルク・マルケス(ホンダ)の順で続いた。
ポールからスタートしたファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)はMotoGPクラスベストリザルトとなる11位に入賞。終盤に追い上げたマーベリック・ビニャーレス(アプリリア)はジャンアントニオと0秒001差のビデオ判定となる12位でゴールした。
ホルヘ・マルティン(ドゥカティ)が13位、アレックス・マルケス(ホンダ)が14位、ジャック・ミラー(ドゥカティ)が15位に入賞。
ダリン・ビンダー(ヤマハ)はロングラップペナルティを消化しながら、16位でゴール。フランコ・モルビデリ(ヤマハ)が17位、ワイルドカード参戦のミケーレ・ピロ(ドゥカティ)が18位、レミー・ガードナー(KTM)が19位、アンドレア・ドビジオーゾ(ヤマハ)が20位、ラウル・フェルナンデス(KTM)が21位、ワイルドカード参戦のロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)が22位でゴールした。
エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)は8番手走行中の14周目の4コーナーで転倒リタイア。アレックス・リンス(スズキ)は8周目の12コーナーで転倒リタイア、ジョアン・ミル(スズキ)は8周目の1コーナーで転倒リタイア、ポル・エスパロガロ(ホンダ)は5周目の9コーナーで転倒リタイアに終わった。
MotoGP第8戦イタリアGP MotoGPクラス決勝結果
1 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)
2 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)
3 アレイシ・エスパロガロ(アプリリア)
4 ヨハン・ザルコ(ドゥカティ)
5 マルコ・ベゼッキ(ドゥカティ)
6 ルカ・マリーニ(ドゥカティ)
7 ブラッド・ビンダー(KTM)
8 中上 貴晶(ホンダ)
9 ミゲール・オリベイラ(KTM)
10 マルク・マルケス(ホンダ)
11 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)
12 マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)
13 ホルヘ・マルティン(ドゥカティ)
14 アレックス・マルケス(ホンダ)
15 ジャック・ミラー(ドゥカティ)
16 ダリン・ビンダー(ヤマハ)
17 フランコ・モルビデリ(ヤマハ)
18 ミケーレ・ピロ(ドゥカティ)
19 レミー・ガードナー(KTM)
20 アンドレア・ドビジオーゾ(ヤマハ)
21 ラウル・フェルナンデス(KTM)
22 ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)
R エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)
R アレックス・リンス(スズキ)
R ジョアン・ミル(スズキ)
R ポル・エスパロガロ(ホンダ)
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