MotoGP第8戦イタリアGP Moto2決勝
2022/05/30
MotoGP第8戦イタリアGP、Moto2クラスは、イタリアのムジェロサーキットで決勝レースを行ない、ペドロ・アコスタ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温21度、路面温度29度のドライコンディションの下、21周で争われた。
ポールポジションからアロン・カネト(カレックス)が好スタートを切るが、アコスタがすぐにトップを奪取。アコスタ、カネト、サム・ロウズ(カレックス)、トニー・アルボリーノ(カレックス)、ジョー・ロバーツ(カレックス)、小椋 藍(カレックス)の6人がトップ集団を形成する。
8周目あたりからアコスタとカネトが抜け出し、3番手以下にリードを取ってトップ争いを展開するが、13周目の最終コーナー進入でカネトが転倒し、アコスタが単独トップとなる。
この時点でアコスタは2番手以下に1秒半ほどのリードを取り、その後も差を広げて独走。4秒051差をつけてMoto2クラス初優勝を達成した。この勝利は2011年5月の第4戦フランスGPでマルク・マルケスが樹立したMoto2クラスの史上最年少優勝記録(18歳87日)を更新するもの。アコスタはMoto2クラス参戦8戦目、18歳4日で初優勝を達成した。
2番手争いはロバーツが13周目に先頭に立ち、追い上げて来たセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)、小椋の3人による接戦が展開。終盤に小椋がやや離されたが、19周目にビエッティがマシントラブルでリタイアに終わり、ロバーツがそのまま2位、小椋が3位でゴールし表彰台を獲得した。
4位にアルボリーノ、5位にアウグスト・フェルナンデス(カレックス)、6位にジェイク・ディクソン(カレックス)、7位にキャメロン・ボビエ(カレックス)、8位にアロンソ・ロペス(ボスコスクロ)、9位にマーセル・シュロッター(カレックス)、10位にアルベルト・アレナス(カレックス)が入賞。
ポイントリーダーのビエッティがノーポイントに終わったことで、勝利数の差でビエッティがランキングトップをキープしているが、小椋が同ポイントのランキング2位に並んだ。
MotoGP第8戦イタリアGP Moto2クラス決勝結果
1 ペドロ・アコスタ(カレックス)
2 ジョー・ロバーツ(カレックス)
3 小椋 藍(カレックス)
4 トニー・アルボリーノ(カレックス)
5 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
6 ジェイク・ディクソン(カレックス)
7 キャメロン・ボビエ(カレックス)
8 アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)
9 マーセル・シュロッター(カレックス)
10 アルベルト・アレナス(カレックス)
11 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
12 ホルヘ・ナバーロ(カレックス)
13 フィリップ・サラッチ(カレックス)
14 フェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)
15 マッティア・パッシーニ(カレックス)
16 バリー・バルトゥス(カレックス)
17 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
18 ニッコロ・アントネッリ(カレックス)
19 アレッサンドロ・ザッコーネ(カレックス)
20 マヌエル・ゴンサレス(カレックス)
21 ゾンタ・ファン・デン・グールベルフ(カレックス)
22 ケミン・クボ(カレックス)
23 ショーン・ディラン・ケーリー(カレックス)
R シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
R セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
R サム・ロウズ(カレックス)
R アロン・カネト(カレックス)
R ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
R マルコス・ラミレス(MVアグスタ)
R ソムキャット・チャントラ(カレックス)
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