MotoGPヘレスオフィシャルテスト
2022/05/03
スペインGP決勝翌日の月曜日に、ヘレスサーキットでMotoGPクラスのオフィシャルテストが行なわれた。テストは1日のみで、現地時間午前10時から午後6時まで行なわれ、各ファクトリーはシーズン中盤戦に向けたマシンのアップデートパーツのテスト、異なるマシンセットアップに取り組んだ。
前日の決勝を転倒リタイアに終わったヨハン・ザルコ(ドゥカティ)が1分37秒136でトップタイム。ザルコは54周を回り、転倒があったものの、昼過ぎの31周目にベストタイムを記録。
2番手に1分37秒294でブラッド・ビンダー(KTM)が続いた。KTM勢は新型エキゾーストをテスト。ジオメトリー変更やフロントフォークのセットアップ変更にも取り組み、トータル58周を周回。
3番手に78周を回り、63周目に1分37秒438を記録したファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が続き、クアルタラロは午後3時すぎには走行を終了した。
4番手に1分37秒456でジャック・ミラー(ドゥカティ)、5番手に最多周回の85周を回った1分37秒556でポル・エスパロガロ(ホンダ)が続き、6番手に1分37秒756でジョアン・ミル(スズキ)。スペインGPでの3位入賞で、コンセッションを失ったアプリリアは、アレイシ・エスパロガロ(アプリリア)が電子制御や前後サス、リアスイングアームのセッティングに取り組み、1分37秒774で7番手に。8番手に1分37秒778でアレックス・リンス(スズキ)、9番手に1分37秒781でホルヘ・マルティン(ドゥカティ)10番手に1分37秒802でエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)の順で続いた。
アレックス・マルケス(ホンダ)が1分37秒805で11番手。スペインGPのウイナー、フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)はトータル24周と昼には走行を切り上げ、1分37秒807で12番手。マルコ・ベゼッキ(ドゥカティ)が1分37秒823で13番手、ルカ・マリーニ(ドゥカティ)が1分37秒897で14番手にに続き、2021年型のエアロカウルを含めて3台のマシンを走らせセットアップに取り組んだマルク・マルケス(ホンダ)は60周を回って1分37秒940で15番手となった。
前日の決勝でインディペンデントチームトップの7位に入賞した中上 貴晶(ホンダ)は1コーナーで転倒を喫した際に左ヒザじん帯を傷め、走行を切り上げた。中上は16周を回り、1分38秒289で20番手。拠点のバルセロナに戻り、左ヒザの検査を受ける見込み。
MotoGPヘレスオフィシャルテスト
1 ヨハン・ザルコ(ドゥカティ) 1分37秒136 (31 / 54)
2 ブラッド・ビンダー(KTM) 1分37秒294 (28 / 58)
3 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) 1分37秒438 (63 / 78)
4 ジャック・ミラー(ドゥカティ) 1分37秒456 (53 / 53)
5 ポル・エスパロガロ(ホンダ) 1分37秒556 (13 / 85)
6 ジョアン・ミル(スズキ) 1分37秒756 (40 / 66)
7 アレイシ・エスパロガロ(アプリリア) 1分37秒774 (5 / 46)
8 アレックス・リンス(スズキ) 1分37秒778 (32 / 67)
9 ホルヘ・マルティン(ドゥカティ) 1分37秒781 (34 / 61)
10 エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ) 1分37秒802 (20 / 45)
11 アレックス・マルケス(ホンダ) 1分37秒805 (48 / 80)
12 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ) 1分37秒807 (15 / 24)
13 マルコ・ベゼッキ(ドゥカティ) 1分37秒823 (52 / 56)
14 ルカ・マリーニ(ドゥカティ) 1分37秒897 (61 / 69)
15 マルク・マルケス(ホンダ) 1分37秒940 (15 / 60)
16 マーベリック・ビニャーレス(アプリリア) 1分38秒066 (48 / 59)
17 フランコ・モルビデリ(ヤマハ) 1分38秒077 (61 / 83)
18 アンドレア・ドビジオーゾ(ヤマハ) 1分38秒179 (41 / 66)
19 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ) 1分38秒271 (43 / 64)
20 中上 貴晶(ホンダ) 1分38秒289 (4 / 16)
21 ミゲール・オリベイラ(KTM) 1分38秒319 (49 / 65)
22 レミー・ガードナー(KTM) 1分38秒589 (30 / 44)
23 ダリン・ビンダー(ヤマハ) 1分38秒897 (53 / 54)
24 ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア) 1分38秒927 (9 / 55)
こんな記事も読まれています