全日本RR第2戦鈴鹿2&4【JSB1000レース1】中須賀克行、渡辺一樹との一騎打ちを制する

2022/04/23

「トップに立ってからは全力でプッシュした」とレースを振り返った中須賀

優勝
中須賀克行（YAMAHA FACTORY RACING TEAM）
「スタートはまずまずでしたが、最初の数周は路面コンディションが予選のときと違っていたので走りづらかったです。その中で、渡辺選手の後ろについてタイヤを温存していたのですが、ラスト5周くらいで彼がミスをしたところで前に出ました。そこからは、どれだけペースが上げられるかは分かりませんでしたが、全力でプッシュしました。我慢比べになるかなという感じでしたが、しっかりと勝ちきることができてよかったです」

2位
渡辺一樹（YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN）
「悔しいという言葉しか出てきません。まだ明日のレース2があるので、細かいところしゃべりたくないですが、本当にいろいろ試しました。『中須賀対策』として、いろいろなアプローチをしたのですが、さすが動じなかったですね。ただ課題もしっかり見えたので、明日に向けてバイクをよくして今度こそ優勝したいです」

3位
岡本裕生（YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2）
「最初の数周はペースを上げることができなかったのですが、タイヤの感覚がつかめてからはペースを上げることができました。トップの中須賀選手と渡辺選手はペースを抑えているのが分かったので、自分はその間に『行ってやろう！』って気持ちでした。でも、二人はその状況でも速くて、最後のスパートではついていけずに離されてしまいました。自分の実力不足です。2＆4は初めてなので、毎走行、路面コンディションが違うというのが難しいですが、明日は最後までトップ争いについていけるようなレースしたいです」