MotoGP第5戦ポルトガルGP、Moto3クラスは、ポルトガルのポルティマオサーキット（アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルべ）で2日目の予選を行ない、デニス・オンジュ（KTM）が2分03秒955でポールポジションを獲得した。

　Moto3クラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマリオ・アジ（ホンダ）。オンジュはフリー走行総合16番手からQ1に進むと、Q1でトップタイムを記録してQ2に進出。Q1上位の4名を加えた18名のライダーによって、Q2は気温15度、路面温度21度のウエットコンディションで争われた。

　Q2ではオンジュとアジがセッション終盤にポールポジション争いを展開。終了間際にオンジュが2分03秒955を記録して、2021年スティリアGP以来、グランプリ通算2回目となるポールポジションを獲得した。

　2番手に2分03秒972でアジが続き、グランプリベストグリッド、通算2回目のフロントロウを獲得。ロレンソォ・フロン（ホンダ）が2分04秒447で3番手と、グランプリ初フロントロウを獲得した。

　4番手に2分04秒501でカルロス・タタイ（CFMOTO）、5番手に鈴木 竜生（ホンダ）。鈴木はフリー走行総合10番手でQ2に進み、Q2では2分04秒563を記録。

　6番手に2分05秒005でセルジオ・ガルシア（ガスガス）、7番手に2分05秒137でリカルド・ロッシ（ホンダ）、8番手に2分05秒202でスコット・オグデン（ホンダ）、9番手に2分05秒311でイサン・グエバラ（ガスガス）の順で続き、佐々木 歩夢（ハスクバーナ）が10番手とトップ10入り。佐々木はフリー走行総合12番手でQ2に進み、Q2では2分05秒395を記録した。

　ポイントリーダーのデニス・フォッジア（ホンダ）はQ1で2番手につけてQ2に進出。Q2では2分05秒772を記録して12番グリッドを得た。

　山中 琉聖（KTM）はフリー走行総合6番手でQ2に進み、Q2では6周目の14コーナーで転倒を喫したが、2分07秒020を記録して16番手。

　鳥羽 海渡（KTM）はフリー走行総合19番手でQ1に進み、Q1では残り3分で転倒を喫しQ1で記録した2分10秒039で予選総合24番手。古里 太陽（ホンダ）はフリー走行総合17番手でQ1に進んだが、Q1の計測2周目に転倒を喫したためタイムを記録することができず、30番グリッドから決勝に臨む。

MotoGP第5戦ポルトガルGP Moto3クラス2日目予選総合結果
1 デニス・オンジュ（KTM） 2分03秒955 （Q2）
2 マリオ・アジ（ホンダ） 2分03秒972 （Q2）
3 ロレンソォ・フロン（ホンダ） 2分04秒447 （Q2）
4 カルロス・タタイ（CFMOTO） 2分04秒501 （Q2）
5 鈴木 竜生（ホンダ） 2分04秒563 （Q2）
6 セルジオ・ガルシア（ガスガス） 2分05秒005 （Q2）
7 リカルド・ロッシ（ホンダ） 2分05秒137 （Q2）
8 スコット・オグデン（ホンダ） 2分05秒202 （Q2）
9 イサン・グエバラ（ガスガス） 2分05秒311 （Q2）
10 佐々木 歩夢（ハスクバーナ） 2分05秒395 （Q2）
11 アンドレア・ミーニョ（ホンダ） 2分05秒608 （Q2）
12 デニス・フォッジア（ホンダ） 2分05秒772 （Q2）
13 ダニエル・オルガド（KTM） 2分05秒967 （Q2）
14 ディエゴ・モレイラ（KTM） 2分06秒270 （Q2）
15 ジャウメ・マシア（KTM） 2分06秒532 （Q2）
16 山中 琉聖（KTM） 2分07秒020 （Q2）
17 ステファノ・ネパ（KTM） 2分07秒238 （Q2）
18 ジョシュア・ワットリー（ホンダ） 2分08秒626 （Q2）
19 チャビエル・アルティガス（CFMOTO） 2分08秒477 （Q1）
20 シャリフディン・アズマン（ホンダ） 2分08秒977 （Q1）
21 ダビド・サルバドーリ（ハスクバーナ） 2分09秒228 （Q1）
22 ジョエル・ケルソ（KTM） 2分09秒502 （Q1）
23 イバン・オルトラ（KTM） 2分09秒654 （Q1）
24 鳥羽 海渡（KTM） 2分10秒039 （Q1）
25 エリア・バルトリーニ（KTM） 2分10秒365 （Q1）
26 マッテオ・ベルテッレ（KTM） 2分10秒514 （Q1）
27 ジェラール・リウ（KTM） 2分11秒241 （Q1）
28 アナ・カラスコ（KTM） 2分12秒481 （Q1）
29 ダビド・アロンソ（ガスガス） 2分13秒508 （Q1）
30 古里 太陽（ホンダ） （Q1）